35歳女性が妊娠するには、何ヶ月必要?

グレーのワンピースを着てお腹に手をあてている妊婦の写真35歳で「ヨシ、妊娠しよう!」と思っても、明日すぐに妊娠できるわけではありません。

それは誰にでもわかりますが、じゃあどれくらいの時間がかかるんでしょう?

35歳の女性が1回の排卵日で自然妊娠できる可能性は10~15%です。

そして、排卵日は月に1回しかありません。

 

これを期間に置き換えて計算すると、35歳女性が妊娠するには4~10ヶ月かかる、ということになりますね。

実際、男女ともに健康な場合、35歳女性が1年以内に自然妊娠する確率は約80%とされています。

20代女性なら、2~4ヶ月で妊娠できる

一方、20代女性の場合、妊娠を希望してから妊娠できるまでの期間は2~4ヶ月程度。

我ら35歳世代の半分以下です。これが若さ…。

私たち30代女性の場合、1回の排卵日で妊娠する確率が10%ちょいしかないのに対し、20代女性なら20%以上あるのです。

 

この数値だけ聞いたら、そんなに差はないように思いますが、いざ妊娠までにかかる期間に変換するとけっこうな差があります。

20代なら2~4ヶ月で妊娠できるところが、30代だと4~10ヶ月かかる。

10%の差は、時間に換えると大きいんです。

妊娠したいと思っても、すぐ妊娠できるわけではない

1年で80%の35歳女性が妊娠できるというのは、「あ、まだ大丈夫かも!」と思わせてくれる数値です。

でも、これはあくまでも健康な男女が子作りをした場合。妊娠しにくい体質だったり、パートナーに問題があった場合には、この数字は通用しません。

決して、これを読んでくれている女性を脅したいわけではないんですよ(^_^;)

ただ…妊娠って、年齢を後戻りすることが絶対にできません。女性が妊娠できるかどうかは、残酷なくらい、ほぼ年齢で決まってしまいます。

 

私も自分が35歳になって不妊検査を受け、不妊治療について調べるまでは無知でした。

「もう高齢出産は確定だけど、でも避妊を止めれば妊娠はできるでしょ?」って、軽く考えていたところがあるんです。

当たり前のように、自分は妊娠できると思っていました。

でも…いざフタを開けてみたら、そんなに簡単じゃなかった!

 

避妊をやめても、なかなか妊娠しない。

月を追うごとに、もしかして何か欠陥があるのではと不安になる。

そうなって初めて、自分がすでに出遅れていることを知って、焦り、後悔する。

 

妊娠の知識って、女性であっても意外と知らないものですよね。でも、妊娠の可能性は時間とともにどんどん下がります。

40代になったら、自然妊娠はほぼ絶望的だと思ってもいいくらいです。

最近は40代で出産する人もたくさんいるよ、と思うかもしれませんが、確率的には、それはとても少数なのだということを知ってください。

40代で自然妊娠する人だってゼロではありませんが、その裏には、妊娠したくともできず、不妊治療を続けている何倍もの女性がいるのです。

関連記事)
年齢別、自然妊娠の確率まとめ。あなたが妊娠できる確率はどれくらい…?≫

 

だから、「私、まだ妊娠できるのかな?」って思ったその時が、妊活スタートのタイミングだと思います。本当に子供が欲しいと思ったその時に後悔しないように、今この時から、準備を始めましょう。

まずは不妊検査を受けて、自分たち夫婦が自然妊娠できるのかを、きちんと把握すること。

不妊の原因は自覚症状がないことが多いので、たとえ生理がきちんと来ていたとしても、大丈夫とは言えません。

不妊治療に訪れる女性には、「私はまだ妊娠できる」と思っているうちに、妊娠適齢期を逃してしまった女性がとても多いそうです。

「もっと早く病院に行っておけばよかった」と後悔しないように、どうか検査だけても受けて欲しいと思います。

関連記事)
不妊検査って何するの?具体的な検査方法と内容について≫

「配合成分の数を売りにしているけど、美容成分や野菜パウダーって本当に必要?」

「葉酸サプリってどうしてこんなに高いの?」

「妊娠中じゃなくて、妊活のためのサプリはないの?」

私自身のそんな疑問から生まれた、妊活に本当に必要な葉酸サプリのランキングです。

ランキングと各商品の詳細はこちら»