妊娠のチャンスは1年に12回しかない!

木のテーブルに白い卵が1個置かれている写真妊娠のチャンスは、月に1回の排卵日だけ。しかもその待機時間は1日にも満たないわずかな時間です。

ということは…

妊娠のチャンスは1年に12回しかない!

排卵日は月1回なんだから、これって当たり前なんですけど、この事実に気付いた時はちょっとショックというか、焦りました。

避妊を考える時は、いつでも妊娠の可能性があるという考え方でしたが、実際のところ、1回関係を持つだけで妊娠するというのは、相当タイミングが良くなければありえません。

それに、これは毎月正常に排卵が起こっていることが前提での12回。ちゃんと排卵が起きていなかった場合、その数はさらに減少してしまいます。

月に1回の排卵日って、いつ?

妊娠を希望する場合、この年に12回しかない排卵日を逃さないようにしないといけないわけです。

そのためには、自分の排卵日がいつなのかを知ることが必要。

排卵日は、おおよそ生理開始の12~15日後くらいです。だいたいこれくらいの時期が「妊娠しやすい時期」になるわけですね。

精子は卵子よりも寿命が長く、射精後も2~3日間は生きています。排卵日前後に複数回セックスをして、常に膣内で精子が生きている状態にしておけば、排卵が起こったその時に卵子と出会える確率は高くなります。

排卵日ジャストにセックスできなくても、排卵日前後に先回りできれば、妊娠はできるってことですね。

じゃあ、排卵日はどうすればわかるのか?排卵日の予測には、次のような方法があります。ひとつずつ、説明していきますね。

  • 基礎体温を測る
  • 市販の排卵検査薬を使う
  • 婦人科の超音波検査で子宮の状態を確認し、排卵日を予測してもらう

基礎体温で排卵日を予測する

一番手軽にできるのは、やはり基礎体温。体のリズムが正常なら、基礎体温はこんな風に低温期と高温期の二相に分かれます。

基礎体温グラフのサンプル。低温期と高温期の二相に分かれている

生理周期28日間のうち、低温期と高温期が半分ずつ。低温期と高温期は、排卵日を境に入れ替わっていますよね。

ということは、自分の低温期と高温期がそれぞれ何日間続くのかを把握できれば、おおよその排卵日が予測できるということです。

高温期に入った時には排卵は終わっているのは、最も妊娠しやすいのは高温期に入る直前。

ただ、基礎体温は測り方によってもズレが出ますし、排卵日前後の基礎体温の変化にも個人差があったりするので、基礎体温のみでの排卵日予測の精度は、あまり高いとは言えないそうです。

実際、私もタイミング指導で通っているクリニックで基礎体温表の提出を求められたことはありません。「なくてもかまわないけど、できれば付けてみてね」くらいのスタンスでした。

不妊検査に行くなら基礎体温は必須くらいかと思い込んでいたのですが、ちょっと拍子抜け。クリニックの方針にもよるんでしょうけどね。

基礎体温でドンピシャの排卵日予測をすることはできませんが、それでも自分の排卵日が生理から何日後くらいなのか、いつが妊娠しやすい時期なのか、なんとなくの傾向はつかめます。

排卵が起きていない場合はグラフが二相に分かれないので、そもそもの排卵の有無を知る手がかりにもなります。もし排卵障害がある場合、まずはその治療をしないと、妊娠のしようがありません。

排卵日の予測だけでなく、体の状態を知るためにも基礎体温は大切ですから、付けたことのない人はチャレンジしてみてくださいね。

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排卵検査薬で排卵日を予測する

私は使ったことがないのですが、排卵をチェックできる排卵検査薬があります。これは妊娠検査薬のように、尿をかけると判定が出るというもの。

いきなり1回で排卵日を当てることはできないので、排卵日の数日前から使用して、検査薬が陽性になるタイミングをつかみます。

排卵検査薬は使い捨てで、値段は7本(7日分)入りでだいたい3000円くらい。海外製の排卵検査薬は1/4くらいと安く、通販でまとめ買いできるみたいです。

唾液で排卵日を判定する排卵日チェッカーというものもあり、こちらは何度も繰り返し使えて人気があるようです。私もちょっと気になってます…。

でも、精度はどうなのかな~?また調べて、別のページにまとめようと思います。

婦人科の超音波検査で排卵日を予測する

これは私が現在、実践中のもの。排卵予想日の少し前にクリニックへ行き、内診による超音波検査で子宮内の様子を確認し、排卵日を予測してもらいます。

こうして病院で排卵チェックをしてもらう方法は、一番初歩的な不妊治療で、「タイミング指導」「タイミング法」「タイミング療法」などと呼ばれます。

なんたって子宮の中を直接チェックするので、一番確実。

排卵検査薬は、ホルモンの分泌の有無で排卵を判定しているので、実際に排卵があったかどうかまではわかりません。

実際のところ、超音波検査でも卵子そのものが見えるわけではないのですが、卵子を包んでいる卵胞や、内壁の厚みなどを見ることで、より確実に排卵を予測することができるそうです。

毎回、モニターに子宮内部が映しだされ、「この大きくなっているのが卵胞。今回は右の卵巣から排卵しそうだね。この大きさだから明後日あたりかな…。土・日・月がチャンス、どれか1日だけだったら土曜日に頑張ってみて」みたいな感じで先生が予測をしてくれます。

モニターは私にも見せてくれるのですが、白黒画面に影が映っているだけで、正直何がどうなっているか、私にはサッパリわかりません(笑)これぞ専門家の領域です。

排卵日を特定するということは、簡単なことではありません。自己流のタイミングでは間違っていることもよくあるそうなので、やはり一度は産婦人科か不妊治療クリニックを受診してみるのがいいんじゃないかと思います。

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