妊娠できても出産できるとは限らない。高齢出産のもうひとつの壁

割れた卵の殻の写真日本での高齢出産の定義は、35歳以上での初産。

高齢出産のリスクというと、メディアではダウン症の発症率の高さが強調されがちですが、高齢出産のリスクはダウン症だけではありません。

そもそも、高齢になると、妊娠できても出産まで至らない、流産のリスクが高いのです。

私自身、妊活を始めて最初の妊娠は、7週目で流産という形で終わってしまいました。

流産の確率は、ダウン症リスクの約70倍!

黒板にチョークで書かれた上向き矢印の写真35歳で出産して、子供にダウン症が発症する確率は約0.3%。

パーセンテージで見るとかなり低めですが、人数比で考えると、35歳で高齢出産した場合のダウン症発症リスクは290人に1人の割合。

25歳では1200人に1人なので、年齢とともに一気にリスクが上がっていることがわかると思います。

でも、それ以上に高いのが流産の確率。自然流産の割合というのは、私たちが思っている以上に高く、全妊娠の約15%は流産に終わります。

ダウン症リスクと同様、流産発生率は年齢とともに上がり、35歳での流産率は20%前後。単純比較すると、流産のリスクはダウン症リスクの約70倍も高いということになりますよね。

35歳で妊娠した場合、10人中2人は流産になってしまい、出産までたどり着けないということ。

この確率は年々上がっていき、40代になると、妊娠しても無事に出産に至るのは約半数ほどにまで減ってしまいます。

悲しいし悔しいけれど、年齢が上がるほど、妊娠できても出産できるとは限りません。

高齢出産というのは、子供の障害リスクや母体の健康リスクの他に、流産のリスクも負うのだということを、これから妊活する女性には知っておいて欲しいなと思います。

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