女性の年齢と流産率の関係。40代では半数が流産になる!?

割れた卵の殻の写真女性の年齢は、妊娠率にも関係がありますが、同時に流産の確率にも大きく影響します。

実は自然流産の確率は意外と高く、全妊娠の15%は自然流産。

私は、妊娠すれば赤ちゃんは産まれるものとばかり思っていましたが、実際には100人の女性が妊娠すれば、うち15人は流産になってしまうのです。

実際、私も妊活を初めて最初の妊娠は流産に終わりました。

自然流産の確率は想像以上に高いこと、内容が内容だけに話題には上らずとも、流産を経験している女性は思った以上に多いことを知ったのは、その時です。

もちろん、無事に赤ちゃんを産めることが一番ですが、35歳以上の高齢で妊娠・出産を望む場合、流産のリスクも高まるということは、事前に知っていたほうがいいかもしれません。

女性の年齢別に見た、自然流産率データ

以下は、女性の年齢別に見た、自然流産率のデータです。

  • 24歳以下 … 16.7%
  • 25~29歳 … 11.0%
  • 30~34歳 … 10.0%
  • 35~39歳 … 20.7%
  • 40歳以上 … 41.3%

出典:虎の門病院産婦人科1989.1.~1991.7. 母体年齢と流産 周産期医学 vol.21 no.12, 1991-12

女性が35歳以上になると流産率が上がり始め、特に40代では一気に流産率が上がっていることがわかります。その確率は、なんと40%以上。

海外のデータでは、40~44歳の母親の自然流産率が50%を超えるというデータもあり、40代での出産がいかに難しいかが示されています。

高齢出産というと、胎児の障害発生リスクや母体への負担が取り沙汰されることが多いのですが、それ以上に、出産まで無事にたどり着くことのハードルが高いのです。

妊娠できても、必ず産めるとは限らない。だからこそ、妊活は早いほうがいい

腹部を両手でおさえた女性の写真あまり考えたくないことではありますが…

35歳を過ぎてから妊娠を希望する場合は、妊娠できても出産できないかもしれない可能性があることも、知っておいたほうがいいでしょう。

それに、流産した後、すぐに妊活を再開できるわけではありません。流産してから次の妊娠までには、子宮の回復を待たなければいけないんです。

私は妊娠3ヶ月に入る頃に流産手術をして、妊活再開までに2ヶ月待たなければいけませんでした。

年齢とともに妊娠の確率が下がる中、5ヶ月が過ぎてしまったこと、次に妊娠できるかわからない焦り、もし妊娠できてもまた流産してしまうかもしれない恐怖…

そこに、赤ちゃんがいたはずのお腹が空っぽになってしまったショックが加わって、いろんな感情に押し潰されそうでした。

実際にこうした経験をしてみるまで、妊娠や出産の奇跡に気付けなったこと、私以外にも、妊娠の知識を知るのが遅かったがために、同じように悲しい思いをする女性がいるであろうこと。

そのことに対する後悔や、そんな女性が1人でも少なくなるようにという思いが、このサイトを作ったきっかけでもあります。

このページを読んでくれたあなたが、どうか悔いのない妊活をできますように!

「配合成分の数を売りにしているけど、美容成分や野菜パウダーって本当に必要?」

「葉酸サプリってどうしてこんなに高いの?」

「妊娠中じゃなくて、妊活のためのサプリはないの?」

私自身のそんな疑問から生まれた、妊活に本当に必要な葉酸サプリのランキングです。

ランキングと各商品の詳細はこちら»