妊娠確率と体重の関係。妊娠しやすいベスト体重はどれくらい?
妊娠と体重の関係って、ちょっと気になりませんか?
あんまり痩せすぎると女性は生理が止まってしまうので、妊娠には良くなさそう。
かといって太り過ぎもなんとなく、妊娠に良い影響はなさそうですよね。
いったいどれくらいの体重だと女性は妊娠しやすいのか…?
自然妊娠の確率が高くなるベスト体重について調べてみました。
痩せ過ぎはNG!体が生殖機能を止めてしまう
まずは女性が痩せすぎな場合の妊娠確率について。
私たちの体は、栄養が不足して飢餓状態に陥ると、生き残るために体の一部の機能をストップさせます。
その時に止められてしまうのが、生殖機能。
自分が生き残るのも辛いような状況では、とても子孫なんて残せませんものね(^_^;)
まずは自己のサバイバルが優先されるというわけです。
実際、ダイエットのしすぎで生理不順になったり、何ヶ月も生理が止まってしまった女性って、私の周りにも何人かいます。
女性にとってダイエットは永遠のテーマですが、行きすぎたダイエットは妊娠の可能性を下げてしまうリスクがあるということ。
痩せ型の女性で、すでに生理不順などの経験がある人は気をつけたほうがいいでしょう。
太って栄養たっぷりな体の妊娠確率は…?
体に栄養の蓄えがなくなると、妊娠はしなくなる。
じゃあ、太ってエネルギーに余裕がある女性は妊娠しやすいのか?
と思いきや、それがそうでもないのです。女性の体重があまりに増えると、インスリンやホルモン分泌に影響があり、その結果、排卵障害になりやすいことがわかっています。
排卵が起きなければ妊娠はできませんから、太りすぎていても妊娠確率は下がってしまうということ。
肥満が万病の元であることは周知の事実ではありますが、やっぱり妊娠にも良くないんですね。
ハーバード大学が調査した、妊娠と体重の関係
体重と身長から肥満度を割り出す、BMI値という指標があります。女性なら自分で計算したことがある人も多いかもしれませんね。
こちらがそのBMI値の計算式。
- BMI値=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))
例えば身長150cmで体重50kgなら、50÷(1.5×1.5)=22.2、となります。
自分のBMI値がわからない人は、試しに電卓や携帯で計算してから読み進めてみてくださいね。
ハーバード大学が、このBMI値と女性の妊娠・出産・流産・不妊の確率について調査をしたところ、次のようなことがわかりました。
- BMI値が最も高いグループは不妊リスクが高い
- BMI値が最も低いグループも、同様に不妊リスクが高い
- 不妊症のリスクが最も低いのはBMI値が20~24のグループ
- 妊娠出産に理想的だったのは、BMI値21
BMI値の判定基準は国によっても多少異なるのですが、BMI20~24というのは、いわゆる標準体型の部類。
調査結果はアメリカのものですが、日本の場合、BMI18.5以下は痩せすぎ、25以上だと肥満だとされているので、標準体型の女性が最も妊娠しやすく、不妊リスクが低いということには違いありませんね。
あなたのBMI値はどうでしたか…?
BMI値は簡単に計算できますから、妊娠を希望するなら、ぜひ一度確認して、自分にとっての妊娠ベスト体重を目指してみてくださいね。
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