流産後に言われて、悪気がないとわかっていても胸がチクリとしてしまうこと
私が流産したことを知っている人は、ごく親しい人や、話の流れから話さざるを得なくなった…というか、話すことになってしまった、ごく一握りの人たち。
最初は実の両親にも言わずにおくつもりでしたが、流産手術を終えて、体調も回復した頃に伝えました。
この時には、精神的にも立ち直れていたからというのもあります。
私が流産のショックから立ち直ったきっかけについては、こちらの記事をご覧ください。
母はただ私の体を心配して、「次からは何かあったら、すぐに言いなさい!」と明るい声で電話を締めくくりました。でも、最後に涙声になっていたこと、知ってます。
不思議と申し訳ないという気持ちはなく、ありがとうという気持ちになりました。そう感じさせてくれた母に、感謝しています。
流産後に言われて心がチクっとしたこと…
もともと、そこまで子供が欲しい!という強い気持ちがなかった私は、薄情かもしれませんが、流産のショックから立ち直るのは早かったのではないかと思います。
それでも、数少ない流産を知っている人に言われる度に、心がチクっとする言葉がありました。
「流産後はすぐ子供ができる」
です。今でも話が妊活に至る度に言われることがあり、その度にやはり、チクっとします。
その方たちには一切悪気がなく、むしろ私を元気づけるために言ってくださっていることはわかっています。でも、どうしてもモヤモヤしてしまう…。
確かに、流産手術後は子宮の中がきれいになるので、着床しやすくなるとは聞きます。
でも。
私は今35歳で、もうすぐ36歳です。
「まだ若いわよ」と言う方もいるのですが、妊活において年齢がいかに重要なファクターなのかは、勉強すればするほど知らされます。
30歳を過ぎると、女性が妊娠できる確率は加速度的に下がっていきます。
知れば知るほど、自分は間に合うのだろうかという気持ちに襲われます。
今年中に妊娠できるだろうか?
もし妊娠できたとしても、また流産してしまったら?
いつ妊娠できるんだろう?
一度は自然妊娠したとはいえ、年齢を考えたら、もうすぐにでも体外受精にチャレンジしたほうがいいのだろうか?
不安、焦り、疑問。できるだけ考えないようにしようと思っても、どうしてもネガティブな感情はわいてきます。
そこに「流産後はすぐに子供ができる」と言われると、チクっときてしまうんです。
そんなの、わからないじゃない、と。
無責任なこと言わないでよ、と。
このチクリを解決する心の持ち方を、まだ私は知りません。それに、相手が私を励まそうという好意から言ってくださっていることはよくわかっています。
もしかしたら私も、こうして知らずに誰かをチクっとさせてしまっていたことがあるかもしれないと、そうも思います。
妊娠できるかわからない不安の中にあって、自分で思っているよりも神経質になっているだけなのかもしれません。
結局、どうしたらいいかもわからないし、なんのオチもないのですが…(^_^;)
今の素直な気持ちとして、ここに残しておきます。
※流産の発覚から掻爬手術、術後の生理と妊活再開まで、一連の体験を記事にしています。
流産後が、私たち夫婦にとって本当の妊活スタートでした。
子宮を回復させるため2ヶ月休み、そこから2ヶ月で妊娠。
妊活の成果だったのか、流産後は妊娠しやすいというのは本当だったのか、予想より短期間で授かれたのは幸運でした。
下記はその時にしたこと・役立ったものと、なぜそれをしたのかという理由についてまとめた記事です。
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