流産手術後から2回目の生理が来るまでの経過

寝転んで眠そうにしているネコの写真妊娠7週5日目で稽留流産と診断され、流産手術を受けた後の経過についての記録です。

1泊入院での手術でしたが、準備のための前泊だったので、手術を受けた当日にそのまま退院。

全身麻酔の麻酔が切れたことを確認した後、普通に電車で帰宅しました。

流産手術後の注意事項

退院時に受けた注意事項の要点をまとめると、次の3点。

  • 流産手術の当日と翌日は、できるだけ横になって安静にしていること、夫婦生活を含めた激しい運動や重い荷物を持つことも禁止
  • 感染症防止のため、次回の検診まではシャワーのみで入浴はNG
  • 次の妊娠までは2ヶ月空けること

夫婦生活について、いつからOKという言及はなかったのですが、2週間後くらいから夫婦生活を再開する人もいるみたいですね。

うちはなんだか怖かったこともあって、2回目の生理が来るまでは夫婦生活は控えていました。

流産後2回生理を見送るのは、子宮を完全に回復させるためだそうです。流産手術後すぐに妊娠してしまった場合、子宮内膜が傷ついているため、受精卵の着床や発育に影響が出るからというのがその理由。

全身麻酔であっという間だったこともあって、特別体がダメージを受けているようには感じていませんでしたが、やっぱり負担はかかっているんですよね。

私の場合、妊娠がわかったのが1月で、流産手術を受けたのが3月、体が回復するのは5月に入ってから。

妊活を再開できる頃には、もう36歳も目前。5ヶ月もロスしてしまうということに、焦りを感じないと言えば嘘になります。

でも、こればっかりは医学の力でも、お金の力でもどうしようもないこと。どんなセレブであっても、この5ヶ月は縮めようがありません。

だったら夫と楽しく過ごしながら、次に備えて体を健康にすることに努めよう…と、考えるようにしました。というか、そう思うしかなかったというのが、正直なところです。

流産手術後、1週間は子宮がゼリー状になったみたい

流産手術後も、特に激痛はありませんでした。まったく無痛というわけではないのですが、生理痛よりずっと軽い痛みがたまにあるくらい。

お腹が痛くなるのは、子宮収縮剤の赤い錠剤を飲んだ後。子宮の筋肉を収縮して止血するための薬だそうですが、しっかり作用してくれていたようで、飲む度に生理痛のような鈍痛がありました。

でも、耐えられないような痛みではないし、鎮痛剤も一緒に処方されていたので、痛みに苦しむことはなかったです。

出血は生理よりずっと少なく、ごくごく少量の出血が続く感じ。

もっとしんどいかと想像していましたが、痛みも出血も軽く、日常生活に特に支障はありませんでした。お手洗いで用を足す時も痛みは一切ないです。

ただ、流産手術後1週間ほどは、子宮がゼリー状に柔らかくなっているような変な感覚があり、痛くはないのですが、力を入れたり走ったりするとなんだか壊れてしまいそうな嫌~な感じがしました。

女性ホルモンバランスの影響?体温調節ができなくなった

流産手術後に困ったのは、痛みや出血よりも、体温調節が狂ったこと。

女性ホルモンバランスが乱れた影響だと思うのですが、寒いはずなのに妙に体が熱くて、汗をかいたりしていました。

生理が来る頃には自然と治りましたが、これってプチ更年期障害?と思う経験でした(^_^;)

私の場合、精神的な躁うつは一切ありませんでしたが、流産のショックやストレスも考えると、気持ちに影響が出てしまう人もいるのではないかと思います。

1回目の生理は、流産手術から約1ヶ月後

1回目の生理が来たのは、流産手術後、約1ヶ月経った頃。

通常の生理周期よりも1週間くらい長くかかったので、まだ来ない、まだ来ない…と不安になっていた頃に来ました。私と同じように、いつもより長くかかっているという人も、あまり心配しなくて大丈夫だと思いますよ。

流産後最初の生理は、通常の生理よりも経血量がかなり少なく、あっという間に終わってしまいました。

その直後に流産手術の術後検診があり、一度、手術を受けた東京衛生病院へ。これは内診で子宮の中をチェックしてもらうだけで、ものの数分でおしまい。

また1か月後に2回目の術後検診の予約を取り、ここで問題がなければ治療は終了だそうです。

病院によっては、特に術後検診がないことも珍しくないみたいですね。東京衛生病院は、何かと丁寧な気がします(その分、お金も少し高いですけど)。

2回目の生理は、いつもより遅くて出血大サービス!

2回目の生理は、1回目の生理から30日後。私は生理周期がちょっと短くて、普段は26~27日くらいで来ていたので、ずいぶん長くかかりました。

そして、とにかく経血量が多い!未だかつてないほどの大量出血が1週間続き、自分でもちょっと引きました。

でも、経血=子宮内膜なので、経血が大量に出るということは、ちゃんと内膜を作れるようになった証拠のハズ。

そう考えると、1回目の生理で極端に経血が少なかったのは、やっぱり子宮がまだまだ弱っていたということなんですよね。確かに、妊娠を望むにはまだ早かったんだと納得できました。

ここからようやく、妊活第2幕のスタートです!

稽留流産の経験談記事一覧はこちら»

※流産の発覚から掻爬手術、術後の生理と妊活再開まで、一連の体験を記事にしています。

流産後が、私たち夫婦にとって本当の妊活スタートでした。

子宮を回復させるため2ヶ月休み、そこから2ヶ月で妊娠。

妊活の成果だったのか、流産後は妊娠しやすいというのは本当だったのか、予想より短期間で授かれたのは幸運でした。

下記はその時にしたこと・役立ったものと、なぜそれをしたのかという理由についてまとめた記事です。

食生活の改善(ハーバード大学の調査結果を参考に)»

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