30代妊活夫が「こうしたらもっと早く妊娠できた」と思うこと-タイミング編
夫は妊活のことをどう考えていたのか、妊娠することは思ったより難しいと知った時、何を思ったのか?
妊活について、こうしておけばよかった、と思うことを夫視点で語ってもらうシリーズ、第2弾のテーマは「タイミング」です。
第1弾をお読みになっていない方は、よければこちらも合わせてご覧になってみてくださいね。
夫が考える、妊娠の決め手になったこと
夫です。
妊活って夫婦の間で温度差があると思います。女性にはとって大切な時期でも、夫は良く知らないだけに身が入っていません。
私は自分の経験から、30歳過ぎた夫婦の妊活がうまくいかないのは、半分は夫のせいだと思います。
振り返ってみて妊娠の決め手になったと思うことのうち、今回は「スケジューリングされたタイミング」について書きました。
スケジューリングされたタイミング
妊活が上手くいっていないのは、当たり前なんですが「タイミング」が悪いのかもしれません。
産婦人科などで妊娠の相談をしていれば、タイミング指導は当たり前のように受けていると思います。
しかしタイミング指導で予測した排卵日が100%当たるわけではありません。ましてや基礎体温や自己流のタイミングでは、2、3日ずれて当たり前。予測はあくまで予測です。
ということは、排卵日が最低でも2、3日ズレるのを計算した上で、タイミングを取る日をスケジューリングしておくべきです。
ここで大切なことは計算するということ。
排卵日を中心にまるまる1週間は、夫婦で認識を合わせてスケジューリングしておくのが良いと思います。
精子は女性の体内で2、3日間生きているという話なので、念のため1日おきぐらいがベストではないでしょうか。
スケジューリングなんていうと機械的ですが、運任せにせず確率を拾ったほうが成功しやすいのは当たり前ですよね。
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タイミングをとるには夫の認識を変える必要がある
スケジュールを立てるには、夫の協力が必要です。
大事な日に残業・飲み会が入らないよう調整してもらいましょう。
普通にお願いしても「分かった分かった」程度の軽いものかもしれません。
時間とともに妊娠の確率が下がること、年齢が1つ上がればリスクが増すことなど、さらりと説明して協力してもらいましょう。
説明の仕方やお願いの仕方は、夫婦関係や男性のタイプによって違うでしょうから一概にはいえません。
私は自然妊娠の確率の低さや、母体の年齢による子供へのリスクを知って強いインパクトを受けました。
あくまで私の場合ですが、先に知っておけばよかったと思いました。仕事を優先している時期があって、そのことに後悔しました。
ここで大切なことは、夫の感情を刺激してシッカリと約束を守ってもらうことです。
妊活を後回しにされないよう気をつけましょう。上手に甘えたり、時には涙も有効かもしれません。
子作りが機械的になるのもやむを得ない
毎月のように子作り強化週間を作ると、だんだん機械的になると思います。
しかしこれは、しょうがないんじゃないでしょうか?
体裁を気にせず、がむしゃらに突き進まないといけない時があります。子作りとはまさに一生の大事。
マンネリとか、機械的とか、そうなっても仕方ありません。男性的には、できればパジャマ・下着・香りなどを変えて、変化をつけるのがいいかのなぁと思います。
夫の体調を整えておくのが大切
あなたの旦那さんが体力余ってる系であれば、何も問題はないのですが。普通の体力の人だったら、日頃から体調を整えておく必要があります。
妊活はタイミングだけ見ればいいわけではなく、夫婦の体調・栄養のバランス・仕事のストレスが大切です。
特に男性は、仕事で体力を使いすぎた結果、生殖能力が落ちることがあります。仕事のストレスは精子の量や運動量にも関係してきます。
精子も新しく作られたもののほうが健康で良いらしいです。
私は真剣に妊活しようと決めた時、思い切って休暇を取るようにしました。
我が家の妊活が上手く行き始めたのがその結果なのかは分からないですが、何もしないと何も起きません。
まとめ
聞けば当たり前のことですが、妊活には「タイミング」の取り方がとても大切です。
タイミングは、排卵日に1回とればいいのではなく、その前後2、3日もスケジューリングしましょう。
そのためにはまず夫の意識を変える必要があり、それが一番難しいかもしれません。
このサイトのコンテンツが少しでも役に立てばと思います。
以上、夫の視点から振り返ったタイミングの取り方についてでした。
子作りが機械的になるのはしょうがない、と書いていましたが、実際、夫婦生活が義務的になってしまうというのは、妊活夫婦の多くが経験する悩みかと思います。
でも、それが大切なことであることを、夫側も認識してくれているかどうかによって、妊活への意識や夫婦関係は、まったく違ったものになるのではないでしょうか。
妊活でよくある悩みは、妻から一方的に排卵日セックスを要求され、夫が萎えてしまうという話。
これって、夫婦の温度差から来るものですよね。
妻としては、月1回のタイミングは絶対に逃すまいと必死。
でも、夫はタイミングの重要性を妻ほどわかっていなかったり、自分が子作りの道具にされているような妻の態度に、ますます妊活から気持ちが離れていく…。
そんな話をよく目にします。
けれど、たとえ行為が機械的であろうと、2人で一緒に頑張ろうという意識が共通していれば、その悩みだって夫婦で共有できます。
妊活やセックスの話はデリケートな話題なので、夫婦間であってもためらってしまうかもしれませんが、2人の意識と知識を同じレベルに保つことは、とても大切だと思います。
夫婦で共有しておきたい知識については、下記の記事にもまとめていますので、よければ参考にしてみてください。