精液検査ってどうやるの?妊活夫婦向け、初めての精液検査ガイド

黒板を前に指差ししている白衣の男性の写真妊活や不妊検査というと、女性メインで頑張るイメージが強いですよね。

けれど、不妊の原因の半数近くは男性。

子供が欲しいと思ったら、早い段階で男性の精液検査も受けておくことが大切です。妊活って1人で頑張るものじゃなく、2人で一緒に頑張るものですしね。

とは言え、精液検査って、どこで何をどうするの?と思う人がほとんどのはず。

これから妊活するご夫婦向けに、精液検査の流れや受け方をまとめました。

精液検査を受けられる病院はどこ?

まずは精液検査を受ける場所について。男性の精液検査・精子検査を行っているのは、次のような病院です。

  • 産婦人科
  • 泌尿器科
  • 不妊治療専門クリニック
  • 男性不妊専門クリニック

精液検査は、必ずしも女性が不妊検査を受けるのと同じ病院で受ける必要はありません。

産婦人科で精液検査を受けることに抵抗があるなら、夫のみ泌尿器科や男性不妊専門クリニックで個別に精液検査してもOKです。

不妊治療専門クリニックだと、夫婦2人でカウンセリングを受診することを求められたり、最初から人工授精や体外受精を視野に入れた、本格的な不妊治療が前提になることが多めです。

いきなり不妊治療というわけではなく、まずは自分たちに子供ができるかどうかを確認したい…という場合は、一般の産婦人科や泌尿器科で、不妊検査のみ受けてみてもいいかもしれません。

精液検査って、どうやって実施するの?

精液検査の方法は、大きく2つ。ほとんどの病院では、どちらの方法でも受け付けています。

  • 自宅で指定の容器や紙コップなどに精液を採取して、数時間以内に病院へ持ち込む
  • 男性が病院へ行って、その場で精液を採取して提出する

持ち込み形式の場合、自宅で採取した精液を、妻が産婦人科に持ち込むのでも大丈夫。

病院採取の場合は、採精室という専用の部屋が用意されている場合と、男性用トイレなど病院の一角で採取する場合とがあります。

不妊治療専門クリニックや男性不妊の病院であれば採精室を備えているのが普通ですが、一般の産婦人科では、精液検査用のスペースはないことも。

待合室が女性だらけの産婦人科のトイレで、1人マスターベーションをして精液を採取…というのは、男性にとってはかなりの苦行だと思われますので、このあたりは事前に確認しておきましょう(^_^;)

ちなみに我が家は、私が産婦人科で不妊検査を、夫が男性不妊専門クリニックで精液検査を個別に受けました。

夫本人が書いた精液検査の体験談がありますので、よろしければこちらも参考にしてみてくださいね。男性不妊クリニックはまだまだ数が少ないですが、泌尿器科での精液検査も流れは一緒です。

精液検査の体験談を、夫本人に詳しく書いてもらいました。≫

精液検査の結果はどんな内容で、いつわかる?

白衣の人物がファイルを開いている写真精液検査の結果が出るまでの時間は病院によって異なりますが、基本的には、そう時間はかかりません。

早ければ当日、そうでない場合には数日後に検査結果を聞きに行きます。

精液検査の結果でわかるのは、精子の数、運動率、奇形率など。これらの数値を見て、精子が自然妊娠に十分な状態であるかどうかをチェックします。

ただし、男性の精子は日々新しく作られているので、検査当日の健康状態が大きく影響します。

1回目の検査結果が思わしくなかった場合は、日を空けてもう一度検査を行い、2回の検査での平均値を取るのが一般的です。

精液検査の費用はいくら?

精液検査の費用は、病院によって異なります。費用に違いが出るのは、検査項目の数と、保険適用になるかならないか。

ごく基本的な検査のみであれば、保険適用で1000円未満。

検査項目が多くより精度の高い検査になると、保険適用外で5000~3万円、あるいはそれ以上と、かなりバラつきがあります。

費用が気になる場合は、候補となる病院をいくつか探して、それぞれで料金を確認しておきましょう。

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