30代妊活夫が「こうしたらもっと早く妊娠できた」と思うこと-仕事と妊活編
女性が妊娠できる時間は限られます。
だから、妊活は時間との戦いと忍耐の日々。
実際に妊活をスタートしてみると、もっと早くああしておけばよかった、こうしておけばよかった…
と思わされる場面が何度もあります。
女の私でもそうだったので、男性である夫にとっては、もっと予想外のことの連続だったはず。
今回は、私の夫に「こうしていれば、もっと早く妊娠できたかもしれない」と感じた点を、男性の視点から綴ってもらいました。
同じ妊娠という出来事も、男女では感じ方や考え方が違います。それはたとえ夫婦であっても。
夫は、男性はこんな風に考えるのか、ということを知る一助にしていただければ幸いです。
夫が考える、妊娠の決め手になったこと&妊活のためにすべきこと
夫です。
妊活って体力的にも精神的にも、シンドくなる時期がありますよね。
私は自分の経験から、30歳過ぎた夫婦の妊活がうまくいかないのは、半分は夫のせいだと気付いています。
振り返ってみて妊娠の決め手になったと思うことが2つあります。
今回はそのうちのひとつ「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)」について書いてみました。
妊活視点で見た、仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)
ワーク・ライフ・バランス。実はこの言葉自体は、内閣府の取り組みとして発表されているんですね。
「働き方のバランスを取って、少子化の流れを変える」なんてことも書いてます。
まさにその通りで、働き過ぎるのは駄目なんです。もちろん個人差はあるだろうし、若ければ大丈夫な気がします。
けど、もしあなたの旦那さんが35を過ぎているなら、仕事と生活のバランスは本気で考えるべきだと思います。
我が家で実際に妊活が上手くいったのは、大きなプロジェクトが2つ終わって、休暇を入れつつ仕事の量を大幅に減らしたあとです。
それまでの生活といえば、朝7時に起きて、夜中の2時までひたすらパソコンと向い合ってました。
もともと8時間ぐらい寝ないと駄目なタイプなので、睡眠時間が圧倒的に足りません。
溜まった疲れで、土曜日はだいたい具合を悪くしてました。土曜日はややぐったりで、日曜日に疲れを抜いてまた1週間を繰り返す。
今思っても妻には悪いことをしました。
どうしても仕事を優先して、妊活のための時間を犠牲にしていました。
30歳過ぎると、仕事の責任も重くなってきますので、やはり時間はそちらに奪われます。
自分が仕事の中心に成ることも増え、やりがいと責任で仕事にのめり込むことが増えます。
妊活を決して軽く見ているわけではないんですが、目の前の仕事に引きずられた結果、相対的に時間がなくなってしまうのです。
それにストレス発散のための飲み会などがあって、帰りが遅くなることもあります。
妊活は運任せと認識が強いのも1つの原因です。
運任せなものを中心にスケジュールを立ててもしょうがないだろうという気持ちがあります。
それに“いつかは”は上手くいくだろうと、女性より男性の方が妊娠に対する危機感が薄いんですね。
男は理想を追いがちですので、現実より理想の未来を夢見がちです。
その結果、本当は今すぐ取り組まなければいけない妊活が疎かになってしまうんですね。
30歳超えると男は次の日に響く
女性にはわかりにくいと思うのですが、夜の営みは次の日にちょっと響きます。
次の日に使える体力が減ります。眠くなる時間が増えると言ったらいいですかね。
なので本気で忙しい時は、なるべく体力を残しておきたいんですね。
仕事のプロジェクトが本気でヤバイ時は、夜の営みは敬遠しがちになります。あるいはベットに入った瞬間、意識を失います。
私が本気で忙しかったときは、ベットに横たわって寝るまで3,4秒。のび太くんと同じです。
妻は失笑してましたが。(笑
寝る気はなくても、横になった瞬間寝てしまうんですね。
仕事に余裕を作り体調を整える
そんな状態ですから、体調も本当は良くありません。
精神的に追い詰められているから、ハイテンションで乗り切っていますが、体のほうが健康であるはずがありません。
糖尿病患者が妙に元気なのと似ています。血中の糖度が高いもんだから、顔色もよく元気なんですが、本当は病気なんですよね。ちなみに、うちの父親です。(笑
なので、夫が妊活の臨むためには、なんとか休暇を混ぜたり、負荷の少ないプロジェクトを選択して、自分で体調を整える必要があります。
そうは言っても会社が、って言うでしょうが、二度と戻らない時間とどっちを優先すべきかは明白です。1、2ヶ月ぐらい有給を織り交ぜたり、体調不良ということでなんとかすべきです。
なので仕事は如何に家に持ち帰らないか。如何に余裕を作るかが大切だと思います。
仕事に余裕ができると早くベッドインできる
仕事に余裕ができると、ベッドイン時間が早くなります。
ということはそれだけチャンスが増えるんですね。
寝る時間も増えるから体力も回復していいことばかりです。
ストレスが小さいほうが食欲も出ます。食欲が出ると元気になるし、体力も回復しやすい。
こうやって良いサイクルを維持することが大切だと思います。
精子の運動率はストレスと疲れに関係するらしい
私が精子検査を受けたときの先生のお話なのですが、仕事のストレスと疲れは、精子の運動率に影響するようです。
実際、検査を受けた時はかなり疲れていた時期なのですが、運動率が平均以下…。(^_^;)
本体が疲れていると精子も疲れてしまうのでしょうかね…。
まとめ
同じぐらいの年齢で、不妊で悩んでいた同僚がいました。
彼はいつも帰るのが遅くて朝も早いです。しかもストレスのかかる仕事を担当していて、片時も油断できません。
私も彼とは妊活のことを何回か相談したのですが、最終的に彼は退職しました。今何を優先すべきなのか判断したのでしょう。
以上、ナオ夫による手記でした。
夫が妊活に消極的、協力してくれない…
そんな悩みを抱えている妊活女性は多いと思います。でも、もしかしたら夫には悪気はないかもしれません。
我が家の場合もそうでしたが、夫は私や妊活をないがしろにしていたわけではなく、ただ仕事を頑張ってくれていただけ。夜、夫婦の時間を持つ暇もなく眠りに落ちてしまうのも、本当に疲れていたから。
そして何より、子供はそのうち授かるもの、という認識が男性は強いのではないかなと思います。
これって夫婦がお互いのことを知らないだけで、妊活を疎かにしているとか、互いを大切に思っていないということではないですよね。
それに気付かなかったり、話す勇気がないばかりに時間が過ぎてしまうのは、もったいないこと。
特に女性は、相手が察してくれるまで、じっと我慢をしてしまいがち。でも、それでは男性には伝わりません。
ストレスでいっぱいになる前に、一度ストレートな言葉で素直な気持ちを伝えてみたら、意外とあっさり解決するかもしれません。
夫は妊活の敵ではなく、一緒に頑張る大切なパートナーです。どうか後悔のないように、夫婦2人で妊活に取り組んでくださいね。
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