妊娠しやすいセックスのタイミング&回数とは?
妊娠するためには、排卵日にセックスすることが絶対条件。
ですが、月1回の排卵日にだけセックスすればいいわけではなく、実際にはセックスの回数が多いほうが自然妊娠の確率が高いほうがわかっています。
アメリカで行われた研究によると、毎日セックスしたカップルと、週1回しかセックスしないカップルとでは、妊娠の確率に2倍以上の差が出ました。
もちろん、毎日セックスしたカップルのほうが、自然妊娠の確率が高いという結果です。
でも、いくら毎日がいいと言われても、お互いに仕事があったりすると、実際にそれを実行するのは、なかなか難しいですよね(^_^;)
我が家もそうなのですが、やはり排卵日前になったら集中的に妊活する、という夫婦が多いと思います。
そこで気になるのが、排卵日前の大切な時期、いったいどれくらいの頻度と回数でセックスするのが理想的なのか?
毎日がいいのか、2~3日の禁欲期間を設けたほうがいいのか、やっぱりここぞという1日を狙うべきか…
ネットにはいろんな情報が出ているし、月1回のチャンスは逃したくないしで、けっこう悩みますよね。
排卵日前の理想的なセックスのタイミングについて、複数の不妊治療クリニックや産婦人科医の見解を調べてみました。
排卵日が近づいたら、セックスの回数をどんどん増やそう
以前は、毎日セックスするよりも、数日間の禁欲期間を設けて精子を貯めておいたほうが良いという考えが一般的でした。
精子の数が多いほど、妊娠はしやすくなると考えられていたからです。
でも、最近の不妊研究では、妊娠の確率は精子の数よりも精子の運動率の影響が大きいこと、禁欲するよりも毎日射精したほうが精子の運動率は高まることがわかっています。
つまり、精子は新鮮なほうが良く、禁欲期間には意味がないということ。精子の質を高めたいからセックスの間を空けることは、妊活には無意味なんです。
むしろ、排卵日が近づいたら、セックスの回数は増やしたほうが、妊娠の可能性は高まります。
では、具体的にどれくらいの時期と回数なら良いのか?
以下は、タイミング指導や不妊治療に力を入れているクリニックの、妊娠しやすい夫婦生活のタイミングに関する見解です。
- 月経10日目過ぎくらいから、毎日または1日おきに性交渉を持つのが良い(いたはし産婦人科)
- セックスの頻度は高いほうが、たくさんの精子が子宮に入ることになり妊娠しやすくなる(大谷産婦人科不妊センター)
- 月経周期が規則正しい女性であれば、月経終了頃から毎日、もしくは1日おきに性交するのがよい(梅ヶ丘産婦人科)
- 排卵日前3日間を外さないよう、なるべく多くの夫婦生活を取ることが大事。生理周期が正常な女性であれば、生理が終わった頃から、毎日か1日おきにタイミングを取るとよい(ソフィアレディースクリニック水道町)
どのクリニックの意見も、おおよそ共通していますよね。
女性が妊娠できる可能性が高いのは、排卵日前の約1週間ほどの期間。
排卵が起きる時間を正確に予測することは難しいのですが、排卵が起きるであろう時期に、できるだけセックスの回数を増やして、あらかじめたくさんの精子を送り込んでおけば、いつ排卵が起こっても、新鮮な精子が体内で待ち構えていることができるというわけです。
毎日セックスできることが理想ですが、精子は女性の体内で2~3日間は生きているので、毎日が難しければ、1日おきでも大丈夫。
排卵予測日前の1週間は、毎日あるいは1日おきにセックスする。
1ヶ月間毎日は無理でも、これなら現実的に頑張れそうな気がしませんか?
実際、我が家では流産後の妊活再開後、この方法でタイミングを取り、チャレンジ2ヶ月目で妊娠に至りました。
今まで自己流のタイミングでなかなかうまくいかなかったという人や、妊活のためにあえて禁欲期間を作っていたという人は、セックスの回数を増やすということを意識してみてはどうでしょうか。
月1回の排卵日セックスに躍起になるよりも、そのほうが夫婦間のコミュニケーションもうまくいく気がします。
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