hCG注射の費用と、注射を打つ流れについて

片手に注射器を持った女医の写真排卵を誘発し、排卵のタイミングをほぼ特定することで妊娠の確率を上げてくれるhCG注射。

妊活女性にとって、排卵日を特定することは最重要事項なので、そんなに簡単に排卵日がわかるなら…と、気になっている人も多いでしょう。

hCG注射はどこで打てて、費用はいくらかかるのか?
hCG注射を打つまでの具体的な流れは…?

など、初めてのhcg注射を検討している人向けに、hCG注射の費用や注射の流れを紹介します。

hCG注射はどこに行けば打てる?

hCG注射は、産婦人科や不妊治療クリニックで打つことができます。

なんとなく、不妊治療の専門クリニックでなければ実施していないようなイメージがするかもしれませんが、妊娠の相談に乗っている、一般の婦人科でも行っていますよ。

ただ、hCG注射には副作用もあることから、医師や病院の方針によって、初回の診察時から積極的に使用するところもあれば、hCG注射は使わない!というところもあります。

どの病院に行っても受けられるとは限らないので、事前に病院のHPを見たり、問い合わせなどをして確認しておくようにしましょう。

hCG注射の副作用に関する記事はこちら≫

hCG注射の費用は、1回あたり1000円程度

排卵誘発のために打つhCG注射は基本的に保険が適用されるので、費用は安価。

使用する薬剤の量によっても違いはありますが、hCG注射1回あたり400~1000円くらいが一般的で、1000円未満で済むことがほとんどです。

実際には、ここに診察費用や検査費用などがプラスされてきますが、普通はトータルでも2000円とか3000円くらいなので、そこまで負担になる金額ではありません。

ただし、保険適用内になるか適用外になるかは、診察内容や治療方針、回数、病院などによって事細かに違いがあったりします。

hCG注射を打つタイミングを決定するために、子宮内部の様子を観察する超音波検査も、保険適用になる回数が決まっていて、通院回数によっては、診察内容の一部が保険適用外になってしまうことも。

このあたり、もっとわかりやすくなってくれるといいのですけどね…。

何万円もかかるのではないにしても、そうした細かい費用の変動はあるので、気になる人はあらかじめ病院に確認しておきましょう。

hCG注射を打つ流れ

注射器を持った手の写真hCG注射は、いつでも打ちたい時に打ってもらえるものではありません。

女性が排卵するのは月に1回の排卵日のみ。いくら排卵誘発剤を打ったところで、体側に排卵の準備が出来ていなければ意味はないのです。

ですから、hCG注射を打つタイミングは、超音波検査で卵胞の成長具合をチェックしたうえで決定されます。

卵胞というのは卵子を包んでいる袋のことで、これが一定の大きさに達すると排卵が起こります。医師は卵胞の大きさを見て、排卵がいつ頃起こりそうなのかを予測するんですね。

注射を打つ日が決まったら、その日に病院へ行ってhCG注射を打ってもらいます。

なお、hCG注射は筋肉注射なので、かなり強い痛みがあることは覚悟しましょう。

通常、肩に打つか、お尻に打つかを選ばせてもらえます。お尻は太い神経がなく、痛みに鈍い場所なので、お尻を選択する人のほうが多いようです。

それでも痛いものは痛いみたいですが…(-_-;)

まったく痛くないという人も中にはいるので、こればっかりは個人差や、看護師さんの腕によるのでしょうね。

さて、注射を打ち終わった後は、そのまますぐに帰宅できます。

hCG注射を打った24~36時間後に排卵が起こるので、注射当日もしくは翌日に、夫婦生活のタイミングを取るように指導されます。

これを逃すと、せっかく痛い思いに耐えて打った注射も意味がなくなってしまうので、あらかじめ旦那さんとスケジュールを合わせておくことも忘れないようにしてくださいね。

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