hCG注射後は妊娠検査薬が陽性になる。その影響はどれくらい続く?
排卵誘発の方法として、広く使われているhCG注射。
hCG注射を打った後は、使われているホルモン剤の影響で、妊娠検査薬がしばらく陽性を示すようになります。
当然、病院から説明があるはずですが、知らずにいると、フライング検査して「妊娠できた!」と、ぬか喜び…なんてことにもなりかねないので、注意してくださいね。
hCG注射後、1~2週間は妊娠検査薬のフライングは我慢して
hCG注射は、その名前のとおり、hCG(human chrorionic gonadtropin)というホルモン剤を使用する注射。
このhCGは、女性が妊娠すると分泌されるホルモンです。
一般的な妊娠検査薬は、尿中のhCG濃度が一定量を超えると陽性を表示する仕組み。
hCGを直接注射するhCG注射を打った後は、尿中のhCG値は当然高くなっていますから、この時に検査薬を使用すれば、妊娠の有無に関わらず陽性が出るというわけです。
hCG注射を打ってタイミングを取った後は、妊娠できただろうかという期待と不安で、ついフライングしたくなるとは思いますが…
hCG注射後の妊娠検査薬使用は最低でも1週間、できれば2週間は経ってからにしましょう。
なお、hCG注射はホルモン剤の含有量によって3000、5000、10000の3種類があります。
数値が高いほどhCG含有量が高く、体内にhCGが残留する期間も長くなるので、5000や10000の注射を打った場合は、特にフライングには注意してくださいね。
はやる気持ちは私もよーくわかりますが、フライングで陽性が出ても、その後から陰性になれば余計にガックリしてしまいますし、妊娠検査薬だって消耗品なので…。
判定を待つ時間というのは、とにかくもどかしいですが、ここはじっと我慢です。
hCG注射後の妊娠判定はいつ、どうやってすればいい?
通常、hCG注射を打った後は、約3週間後くらいに再度病院に来るように指示があるかと思います。
その時に生理が来ていなければ妊娠の可能性があるので、妊娠判定が行われます。
すでに生理が来てしまっていた場合はリセットとなり、次回のタイミング指導やhCG注射の使用について、医師から話があるでしょう。
どうしても自分で妊娠検査薬を使いたい場合は、くれぐれもフライングに注意して。
最近の妊娠検査薬は非常に精度が高いので、注射後の期間が浅いと、わずかなhCG値でも拾って陽性が出ます。
妊娠検査薬は、hCG注射後、2週間は待ってから使うようにしてくださいね。
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