体外受精で産まれる赤ちゃん、日本では27人に1人!
妊活を始める前、体外受精というのは、何だかすごく特別なことのように思っていました。
難易度の高い手術のように、ものすごく費用がかかったり、海外の病院で受けるような、そんな遠い出来事のようなイメージだったのです。
でも、いざ妊活を初めてみてからは、体外受精は私自身にとっても、妊娠するための現実的な選択肢のひとつであることを知りました。
体外受精で産まれる赤ちゃんって、今はとても多いんです。
体外受精で産まれる赤ちゃんは、年間4万人
日本産婦人科学会が発表している統計データによると、2012年に日本国内で行われた体外受精の数は、32万6000回。
そして、同じく2012年に体外受精で産まれた赤ちゃんは約4万人。これを全体の総出生数から見ると、27人に1人の割合になります。
27人に1人ということは、1クラスに1人は体外受精で産まれた子供ということになりますね。
体外受精で産まれる子供の割合は、2008年では50人に1人だったものが、年々増加している傾向にあるそうです。
それだけ不妊治療や体外受精が身近なものとして定着してきたということでもありますが、これは裏を返せば、妊娠のために治療を要する女性が増加しているということでもあるんですよね。
婦人科的な問題で体外受精を選ばざるを得ない女性もいるでしょうが、35歳を過ぎてから妊活を始めた私が思うのは、それ以上に、自然妊娠できる年齢を逃してしまい、体外受精以外に選択肢がなくなってしまった女性のほうが多いんじゃないかな…ということ。
そう思うのには、妊娠に対して無知だった自らへの反省もあります。
私も、妊娠ってもっと簡単にできるだろうと軽く考えていましたから。
結婚時、すでに34歳になろうとしていた私は、本当ならすぐにでも妊娠を考えるべきでした。でも、30代以降の女性の自然妊娠率の低さを知らず、知ろうともせず、仕事と夫婦2人の時間を優先してしまったんですよね。
私と同じように、妊娠に対する危機感なく、自然妊娠できたはずの時間を過ごしてしまう女性は、けっこう多いのではないでしょうか…。
不妊治療が進歩し、より身近なものになるのは嬉しいことですが、それ以上に、「不妊治療を受けなくても妊娠できたはずの人」が減るような、そんな施策ができればいいのにと考えてしまいます。
女性が妊娠できる年齢と時間にはリミットがあります。妊活を始めるのに、まだ早いなんてことはありません。
今、妊活中の人、これから妊活しようかなと考えている人は、ぜひ後悔のない妊活ライフを過ごしてくださいね。
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