流産後の妊活再開!別の不妊治療クリニックに行ってみて驚いたこと

口元に手をあてて驚いた表情の女性の写真流産手術から生理を2回見送って、妊活を再開するにあたり…

少し悩んだのは、今まで通っていたクリニックでまたタイミング指導を受けるのか、あるいは別のクリニックに行ってみるかということです。

もちろん、病院に通わなくても妊活はできます。

でも、正確な排卵日を知るには、医師からタイミング指導を受けるのが一番確実。時間に余裕もないし、自己流や運任せのようになるよりは、ちゃんとクリニックに行ったほうがいいだろうなとは思っていました。

本気で妊娠したいなら、タイミング指導だけではなく、人工授精や体外受精だって、視野に入れなければいけなくなるかもしれないですしね。

では、どこのクリニックに行くのか?

最初に通っていた銀座ウイメンズクリニックはとても良い病院でしたが、不妊治療専門ではありません。

また、それ以上に、何度も通って、その度に胎児が成長しておらず最終的に流産を告知された、その記憶が私には少々トラウマでした。

私の気持ちの問題ですが、あの時の場所や瞬間を思い出すのは今でも辛い。

また、妊活を再スタートするにあたって、成り行きで事を進めるのではなく、自分でベストな方法を選びたいという気持ちもありました。

ひとくちに妊活や不妊治療と言っても、方針や治療方法は医師やクリニックによって違います。

それに、私が銀座ウイメンズクリニックに通い始めたのは、とりあえず不妊検査だけはしておこうっと、という程度の軽い動機。まだ、本気で妊娠したいという意気込みはなかった時です。

そこで改めて、不妊治療専門クリニックや、不妊治療に対応している産婦人科を調べてみることにしました。

不妊治療に力を入れている産婦人科へ行ってみた

そこで見つかったのが、自宅からかなり近い場所にある産婦人科。

不妊治療専門ではありませんが、不妊の相談や治療にも力を入れているというクリニックで、HPも雰囲気が良さ気。

ちょうど生理開始日から10日ほど経った頃だったので、数日後に行けばタイミングを見てもらうのにもちょうどいいかもしれないと思い、行ってみました。

まずは問診。今までの経緯と、妊娠を希望していることを伝えます。

ホルモン検査や血液検査はすでに実施済みで問題がなかったため、省略。夫の精液検査も実施済みなので、これまた省略。

一度、自然妊娠をしているので、フーナーテスト(※)も必要ないでしょうと。

※フーナーテスト…性行為を持った後に病院へ行き、精子がきちんと子宮頚管内に達しているかをみる検査のこと。

そして内診。予想どおり、あと2~3日後が排卵のタイミングでした。

問診と内診がひととおり終わって先生から聞かれたのは、今までタイミング指導を受けていたのなら、うちでも同じようにタイミングは見てあげられるけど、それでいいですか、ということ。

うちではこういう方法がありますよ、というよりは、あなたはどうしたくてここに来たの?と聞かれているような感じでした。

淡々と事務的で、ちょっと話しにくい雰囲気の先生にたじろいでしまった私。

先生の妙に長いまつげが目につき、「なんかぶっきらぼうだけど、人気のある病院みたいだし、本当は優しい人なのかも!」と、よくわからないことを考えつつ、とりあえずタイミング指導をお願いしたいです、と返答。

そこで先生から、私にとっては初めての提案がありました。

排卵を誘発するhCG注射。え、そんな便利なものがあるの!?

ピンク色の液体が入った注射器とアンプルの写真先生から提案されたのは、hCG注射というホルモン剤の注射。

これは強制的に排卵を起こすもので、hCG注射を打つと、注射の24~36時間以内に排卵が起こります。

排卵日を特定できるため、注射を打った後でタイミングを取ると、より妊娠の確率が高まるというもの。

私の年齢的に、そんなに時間の余裕はないので、毎月のタイミングを無駄にしたくないのなら、hCG注射を打つことを勧めるということでした。

hCG注射。以前に通っていた銀座ウイメンズクリニックでは、一度も聞いたことがありません。

その時は、単純に「え、そんな便利な注射があったの!?」と思い、そんな方法があるならそれでお願いしますと、促されるままに返答。

2日後にもう一度注射を打ちに来るということで、その日の診察を終えました。

…結局、注射には行かなかったんですけどね(^_^;)

夫に諭されて、hCG注射を打つかどうか迷う

アゴに手をあてて疑問の表情を浮かべている女性の写真その日、自宅に帰った私はちょっと興奮気味。帰宅した夫に、「確実に排卵を起こす注射があるんだって!」と報告しました。

けれど、生来慎重な性格の夫の口から出たのは、その注射は安全なのか、私の体にリスクや副作用はないのかということ。

今まで通っていたクリニックでhCG注射の話が一切出なかったのにも、何か理由があるのでは?ということでした。

言われてみれば、確かに。

先生からは、打てば一定時間後に確実に排卵するというメリットは説明されましたが、デメリットやリスクに関する説明は何もありませんでした。

すっかり注射を打つ気になっていたのですが、夫から、せっかくここまで体の回復を待ったのだから、体に負担のかかることはして欲しくないと言われ…

はたして、このままhCG注射を打ってもいいものか、迷いが生じました。

流産手術から妊活を再開できるまで約3ヶ月弱。ジワジワと過ぎていく時間のもどかしさに、焦っていたんですよね。

病院の予約を入れていたわけではなかったので、結局、注射には行きませんでした。先生がちょっと話しにくいというか、とっつきにくい印象だったことも大きく影響しています。

その後調べてみると、同じ不妊治療を扱うクリニックでも、hCG注射は積極的に使用するところと、そうでないところに両方あるようでした。

妊活って、通院するクリニックを選ぶことも大切なんだなあと、思わされた出来事です。

hCG注射については説明が長くなるので、また別の記事にまとめたいと思います。

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