不妊治療を考えたのは、妊娠できなくて何ヶ月経った時だった?
よし、妊活するぞ!と決心して避妊を止めた、基礎体温もつけ始めた。
でも、もっと簡単に妊娠できるだろうと思っていたのに、まだ妊娠できない…。
妊活すると決めた後の生理って、精神的に応えますよね。
最初のうちは、まあそんなすぐには妊娠しないよね、と楽天的に構えていても、生理が来るのが2ヶ月、3ヶ月と続くうちに、「私、本当に妊娠できるのかな、もしかして不妊症なのかな」と不安になってきて。
そんな妊活女性の心理について調べたアンケート調査があるので紹介します。
設問は、不妊治療を行うことを考えたのは、妊活を始めて何ヶ月後だったか。また、実際に不妊治療を受けに進んだ場合の具体的な治療内容についてもアンケートを取っています。
妊活スタートしたのに妊娠できなくて、少し焦り始めた人には参考になる内容ではないでしょうか。
妊活を開始してから、不妊治療を考えたのは何ヶ月後?
女性が不妊治療を受けることを考えたのは、妊活開始から何ヶ月後か?
妊活情報サイト「妊サポ」が2015年11月に行ったアンケート調査結果は次のとおり。
- 1ヶ月後 … 24.7%
- 3ヶ月後 … 9.8%
- 6ヶ月後 … 18.9%
- 12ヶ月後 … 13.5%
- 3年以上 … 7.6%
※妊サポ調べ
妊活スタートから1ヶ月で、すでに3割近い女性が不妊治療を考え始め、半年が経つ頃には半数以上の女性が不妊治療を考えるという結果。
1ヶ月目というと、まだ妊活を始めて最初の生理が来たタイミングですよね。
個人的には、最初の1ヶ月だけで不安になる女性が、思った以上に多いのだなという印象を受けました。
もっと簡単に妊娠できると思っていたのにできないことへの落胆か、やっぱりそんなにすぐには妊娠できないんだという不安の的中か…、いろんな心理があるでしょうね。
私の場合は、妊活を始めて2回目の生理が来たくらいから徐々に不安を感じ始めました。
妊娠したかどうかの判定は月に1回しかないわけで、これがこのまま続いたら、あっという間に1年くらい過ぎてしまうかもしれない!と、怖くなったんです。
私は妊活スタート時点ですでに35歳になっていたので、年齢に対する焦りや、自分が妊娠できる体なのかという不安もありました。
妊娠の可能性は年齢に比例してどんどん下がっていきます。不妊治療を受けるかどうかはともかくとして、不妊検査だけは、妊活を始めてすぐに受けておくことをおすすめします。
1人で悶々としていても何も解決はしませんから、まずは自分の体の状態を正しく把握しましょう。
実際に不妊治療を受けた人は、どんな治療を受けたのか?
では、不妊治療を受けると決めた場合、どんな治療方法を選択したのか?
先ほどのアンケート回答者のうち、実際に不妊治療に進んだ女性131名に対して、具体的にどんな治療を受けたのかを聞いた結果がこちらです。
- タイミング法 … 81.7%
- 薬物療法(排卵誘発剤など) … 65.6%
- 人工授精 … 48.1%
- 体外受精 … 36.5%
- 卵管障害の治療 … 16.0%
- その他 … 3.1%
こちらは複数回答OKの質問なので、合計100%にはなっていません。
一番多いのはタイミング法。これは、超音波検査で子宮の中を見て、排卵日を予測してもらうもので、不妊治療専門クリニックでなくても、一般の産婦人科でも受けられます。
不妊治療においては、まず不妊検査の傍らタイミング法で様子を見て、なかなか自然妊娠しないようであれば、年齢や不妊検査の結果に応じて、人工授精や体外受精にステップアップする…という流れが一般的です。
回答者の中には、タイミング法→人工授精→体外受精とステップアップした人もいれば、最初から体外受精にトライした人もいるのではと思われます。
不妊治療と聞くと抵抗があるかもしれませんが、女性が妊娠できる期間は、思った以上に短いもの。
妊活に不安を感じたら、まずはタイミング法からでもいいので、クリニックに行ってみたほうが確実です。タイミング法は内診の検査のみで、薬や注射は使いませんし、痛みもありませんよ。
私も毎月通ってタイミングを見てもらっていましたが、費用も1回3000円程度と、そう負担にならない金額でした。
1人で妊娠できるかどうか悩むくらいなら、通いやすい産婦人科を探して、まずは検査と指導を受けてみましょう。
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