35歳で妊娠したいと思ったら、今すぐやるべき5つの行動
私が35歳で妊活を決意した時、妊活すると決めたはいいものの、具体的に何をすればいいか、まったくわかりませんでした。
とりあえず避妊を止めてはみたものの、2ヶ月、3ヶ月と生理が来て、だんだん不安に…。
もしかしたら妊娠できないのではと思ったり、不妊治療という言葉が頭をよぎったりしました。
今振り返れば、妊娠を希望した時点でああしておけばよかったということがたくさんあります。
私の場合、一度流産してしまい、妊活を再開できるまでに数ヶ月もの時間がかかってしまったので、余計に後悔は大きかったです。
これから妊活する女性が私と同じような後悔を経験しないために、35歳で妊娠したいなら、今すぐすべきことを、私自身の経験を踏まえてまとめてみました。
35歳で妊娠したいなら、今すぐすべきことリスト
35歳で妊娠したいと思った時、必ずしたほうがいいと思うのは次の5つ。
- 不妊検査を受ける
- 夫の精液検査を受けてもらう
- 基礎体温をつける
- 自分の排卵日がいつかを把握する
- 食生活を改める
それぞれ具体的に何をすればいいのか、詳しく説明していきますね。
不妊検査を受ける
まずは、不妊検査を受けること。
今すぐ妊娠したいわけじゃなく、子供は1年後か2年後に考える…という女性も、検査だけはすぐに行ってください。
女性が妊娠できる確率は、とにかく年齢が重要です。特に、35歳を超えると自然妊娠の確率は加速度的に下がっていき、40歳女性が自然妊娠する確率はわずか5%しかありません。
関連記事)
年齢別、自然妊娠の確率まとめ。あなたが妊娠できる確率はどれくらい…?≫
脅しでも冗談でもなく、1年や2年の差が、妊娠できるかどうかの命運を決めてしまいます。妊娠においては、35歳ってそういう年齢なんです。
妊娠したいと思った時に問題が発覚し、そこから治療を行っていたのでは、間に合わなくなるかもしれません。
だからこそ、不妊検査はすぐに受けておくことが大切。
どんなにお金を積んだって、時間だけは取り戻せません。妊娠を希望するなら、先延ばしにせず、すぐに不妊検査を受けて欲しいと思います。
それに、不妊検査を受けるのにも、実はけっこう時間がかかるんですよ。
私もまったく無知でしたが、不妊検査って、妊娠できるかどうかを優、良、可、不可…みたいに判定する検査ではないんですね。
女性ホルモン検査や子宮の検査など、複数の検査を行って、その結果から総合的に妊娠に問題がないかを見るものです。
生理周期に合わせて実施する検査もあるので、1回だけ病院に行ってハイ終わり!とはいきません。これも、早めに検査を受けたほうがよい理由です。
不妊検査の具体的な種類と内容については、下記の記事で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてくださいね。
夫の精液検査を受けてもらう
忘れてはいけないのが、夫にも検査を受けてもらうこと。
男性の不妊検査は女性ほど複雑ではなく、とりあえず精液検査を1回受けてもらえばOKです。
妊娠できない理由は、女性の体に問題があるからだと考えがちですが、実は不妊カップルの約半数は、男性にも問題がある男性不妊の問題を抱えています。
関連記事)
妊娠できない夫婦の半数近くは、男性にも原因がある≫
妊娠は2人でするもの。考えれば当たり前のことですが、2人の体の状態をそれぞれ正確に知っておかなければいけません。
夫婦であってもお願いしずらいことではありますが、言いにくいからと後回しにせず、旦那さんとよく話をして、早めに精液検査を受けるようにしましょう。
こちらは、うちの夫が精液検査に行った時の体験談です。
そしてこちらは、どうお願いすれば旦那さんが抵抗なく精液検査に行けるかを、夫と一緒に考えた記事。どう話を切り出せばいいかわからない、という女性は参考にしてみてください。
基礎体温をつける
基礎体温とは、朝起きてすぐ安静にしたまま測る体温のこと。
基礎体温の温度差は0.3~0.5度という、非常に小さい幅なので、なるべく正確な基礎体温を測るために、通常の体温計ではなく専用の基礎体温計を使います。
基礎体温は女性ホルモンバランスと一緒に変動しているので、基礎体温をつけていると、次のようなことがわかります。
- 生理周期
- 排卵が起きているかどうか
- おおよその排卵日
- 排卵日の後、妊娠しているかどうか
基礎体温だけで排卵日を特定することはできませんが、妊娠しやすい時期を把握したり、排卵後に妊娠したかどうかを知る手がかりになるので、つけておいて損はありません。
基礎体温って何?という人は、こちらの記事をチェックしてみてください。
自分の排卵日がいつかを把握する
妊娠するということは、排卵日にセックスすることと同義なので、自分の排卵日を知ることは必須です。
基礎体温でも、ある程度の排卵時期を予測することはできますが、正確ではありません。
自己流で正確な排卵日を知ることは難しいので、産婦人科でタイミング指導を受けるか、排卵検査薬を使うことをおすすめします。
関連記事)
自分の排卵日を知る4つの方法≫
また、妊娠に最適なタイミングはいつかを知っておくことも大切。最も妊娠しやすいのは、排卵日当日ではなく、排卵日の1~2日前です。
自己流タイミングだと、特に間違えやすいので注意してくださいね。
食生活を改める
最後は、食生活を改めること。
食事や生活習慣を改めましょうという話、当たり前すぎて、多くの人は「ふーん、そりゃあ何事も不健康なよりは健康なほうがいいよね」くらいの気持ちで聞き流してしまうと思うのですが…
食生活と妊娠の確率には、明らかな相関関係があります。詳しくは下記の記事を見てみてください。
食生活を変えると妊娠の確率が上がる!ハーバード大学が医学的に証明≫
人間の体は、危機状態に陥ると生殖能力をストップさせます。子孫を残す以前に、まず生き残ることを優先するからですね。
女性の場合、過剰なダイエットや不規則な生活で生理が止まってしまうことがありますが、それも、妊娠以前に本人が健康に生きることを優先させる体の機能。
健康な母体でなければ妊娠や出産をする余力はないし、弱い個体の子孫は残す必要がないという厳しさも含まれた、自然の摂理なのでしょう。
そう考えると、食生活と妊娠の確率が関係しているというのもわかる気がしますよね。
私が食生活と妊娠の関係について知ったのは流産後のこと。食事を野菜や未精製の食品中心に切り替え、ある酵素ドリンクを取り入れたところ、すっかり体調が整って、食生活の影響を実感しました。
個人的に、酵素ドリンクは体質改善にかなりおすすめです。ただし、選び方を間違うと効果がないので、興味のある方はこちらを参考にしてくださいね。
「配合成分の数を売りにしているけど、美容成分や野菜パウダーって本当に必要?」
「葉酸サプリってどうしてこんなに高いの?」
「妊娠中じゃなくて、妊活のためのサプリはないの?」
私自身のそんな疑問から生まれた、妊活に本当に必要な葉酸サプリのランキングです。