妊活体験談vol.07:言われて傷ついた言葉「同級生にしたいから早く妊娠してね」

壁に手をついて落ち込んでいる女性の写真妊活中は、焦りや不安から大きなストレスを抱えがち。

そんな時、周囲からの何気ない言葉が焦りに追い打ちをかけたり、グサリと心に刺さってしまうこと、妊活中の女性は少なからず経験していると思います。

妊活中にかけられて傷ついた言葉、言われて嫌だったことについて、当サイトで独自にアンケートを行ったところ、思いがけずたくさんの女性の声を聞くことができました。

皆さんの体験談を、ここでひとつずつ紹介していきます。

妊活友だちに言われた「子ども同士、同級生にしたいから早く妊娠してね」

私が妊活をしている時、同じタイミングで妊活をしている友人がいました。

彼女とはそれまで特別仲が良かったわけではなかったのですが、ひょんなことからお互い妊活中だということがわかり、状況を報告したり、情報を交換し合ったりして、妊活仲間として付き合っていました。

妊活も1年が過ぎ、周りの同年代の友人も妊娠ラッシュで焦り始め、夫の両親からは会う度に「孫は?」と聞かれイライラ。

仕事も忙しい中、頻繁に不妊クリニックへの通院をして体も疲れていましたし、高額な治療費がかかっているのに結果がついてこない空しさを感じていました。

そんなある日、友人から超ハイテンションなメールでの妊娠報告がありました。

その日、私は生理がきてしまった日でひどく落ち込んでいたのですが、彼女からのメールでさらに打ちのめされました。

それでも、一緒に妊活を頑張ってきた仲間だったので「おめでとう!良かったね!」と精一杯元気な返事を送ったのですが、そうしたら友人から電話がかかってきたのです。

私の元気のない声で、こちらの気持ちを気付いてもらえるかなと思ったのですが…妊娠検査薬の陽性反応が出たばかりの友人は、そんなことお構いなしにマシンガントーク。

今まで頑張ってきて良かった!とか努力は報われるんだね!とか。

まだ報われていない私に向かって…。

そして最後に「子ども同士、同級生にしたいから早く妊娠してね!一緒に子育てしよう!」と。

そう思ってくれることは嬉しいことですが、その日生理がきた私には心情を無視されたショックな言葉でしかなかったです。

妊娠できない苦しみを知っているハズなのに、どうしてそんな言葉が言えるのだろうと思ってしまいました。

それ以来、何となくその友人とは疎遠に。

その後私も妊娠して、結果的には同級生の子どもが生まれましたが、仲良くはしていません。

(Yさん・30代女性)

一緒に妊活していた友人から、配慮のない言葉を浴びてしまったYさんの体験談。

これは…失礼ながら、Yさんの友人があまりに無神経かなと…。わざわざ電話までしてくるなんて、どういうつもりだったのか。

でも、妊活の悩みを友人と共有することの難しさが現れたお話でもあると思います。

友人の妊娠を素直に喜べない。

そんな自分が嫌になる。

こんな嫌な人間だから、母親になれないんだろうか?

不妊の期間が長くなるにつれて、心がこうした負のスパイラルに陥ってしまうんですよね。

努力は報われるという言葉も、妊娠できない時はかなり堪えます。だって、努力が報われないのが不妊治療だから。

もちろん努力も頑張りも必要だけれど、頑張りだけではどうにもならないことがあるのも、妊娠です。

自分の頑張りが足りないから妊娠できないのなら、まだ納得のしようもあるけれど、頑張っても頑張っても報われない。だからこそ苦しくてたまらない。

妊活仲間って、その辛さを分かち合えると同時に、誰かが卒業になった時には、どうしても取り残された側が苦しくなるという面もあります。

Yさんの友人は、誰よりもその辛さを知っていたはずなんですけどね。

わざわざ電話してまでYさんに自分の妊娠を知らせてきたのは、個人的には、単に配慮がなく、自分のことしか考えていない行動のように思います。

ただ、妊娠や不妊治療の話題って、誰もがこの友人のように、無神経になる可能性があると思います。自覚のある、なしは関係なく。

別の記事で書きましたが、私の場合、流産後に複数の人に言われたある言葉が堪えました。

流産後に言われて、悪気がないとわかっていても胸がチクリとしてしまうこと≫

本当の意味で人を思いやるって難しいと思うと同時に、人の気持ちを考えることを忘れてはいけないなと思わされます。

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