妊活体験談vol.02:言われて傷ついた言葉「早く産んだほうが楽だよ」

壁に手をついて落ち込んでいる女性の写真妊活中は、焦りや不安から大きなストレスを抱えがち。

そんな時、周囲からの何気ない言葉が焦りに追い打ちをかけたり、グサリと心に刺さってしまうこと、妊活中の女性は少なからず経験していると思います。

妊活中にかけられて傷ついた言葉、言われて嫌だったことについて、当サイトで独自にアンケートを行ったところ、思いがけずたくさんの女性の声を聞くことができました。

皆さんの体験談を、ここでひとつずつ紹介していきます。

友人たちに言われた「子供は早く産んだほうが楽」

結婚するとばかり思っていた彼氏と26歳で別れてから数年間、彼氏すらできない時期がありました。

早くに結婚している友人などは遊びに子どもを連れてきて、はじめはそれもかわいいと思えましたが、「早く子供産んでおいたほうが楽だし、子育ては若いうちに終わらせてあとあと仕事復帰もできるから」という言葉が結構嫌だと感じていました。

でも人それぞれと思いながら来ましたが、産むとすぐにその発言が当た り前のように繰り返されます。

自分たちは20代で出産しているからそう言えるかも知れまんが、その時私はもう30歳、どうあがいても早くに産んでおくこと はできないのに、と苛立ちも感じました。

32歳で結婚はしましたが、そうなると今度は「子供は?」となり、子供はかわいいよ~と言われなくてもわかっていることを言われます。

私は結婚が決まってすぐにブライダルチェックも受けており、妊娠に向けては前向きに考えていました。もちろんそんなプライベートなことをわざわざ人には言 いませんが、早く早くと言われ続け、結婚半年後に妊娠しました。

きちんと基礎体温をはかり、タイミングもみて、体調を整えたりと妊娠できる体づくりを頑 張ってきた成果だと自分では思っているのですが、今度は、「今から妊娠なんてもう体力的にも無理~」と、自分たちはもう一からの子育てはごめんだという風なコメントに変わってきました。

結局、女というのは自分が一番適切な時期に適切なことをし、友人より早くにいろいろと経験することで優越感を保てる生き物なんだと改めて思いました。

妊娠中や産後すぐに人にそんなことばかり言う人が本当に友人なのだろうかと、精神的にかなり不安定になっていました。

(Hさん・40代女性)

Hさんからは、とてもリアルな体験談を寄せていただきました。

女の敵は女、女の友情はハムより薄い…なんて言葉が思い出される内容ですが、似たような経験をしている女性は、かなり多いのではないでしょうか。

妊活に限らず、女同士の付き合いの難しさ、いやらしさを語っているエピソードのようにも見受けられます。

女同士って、お互いに張り合ってしまうんですよね。故意か無意識かはともかくとして、お互いに優劣を付け合いたがるというか。

今回のお話では、妊活に対する焦りもありますが、「早く産みなよ」という言葉の裏に、「私はもう産んでるし」という優越感が透けて見えることにも、Hさんは嫌な思いをしたのかなと感じます。

友人たちがそういう言い方でしか自分が恵まれていることを確認できないのは、どこかで満たされなかったり、不満があることの裏返しだろうとも思ったりするのですが。

自分の言葉が相手にどう思われるか。

誰かと自分の幸せの基準を比べて優劣を付けること。

そんなことを考えていたら、私が流産した時に、どこか似たようなことを考えていたことを思い出しました。

流産を経験して思ったこと≫

Hさんの友人たちは、Hさんを攻撃するつもりではなく、自分の幸せを確かめるために、自分のために「早く産みなよ」発言をしていたのかもしれません。

それがHさんを傷つけているとは知らずに。

(わかっていて、わざとやる女性もたまにいますが…(^_^;))

同世代の女友達が複数で集まると、どうしても結婚や妊娠、子育ての話になります。

でも、妊活中の女性にとっては、そうした女同士の付き合いや話題がストレスの原因になっていること、かなり多いのではないかと思います。

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