妊活体験談vol.57:不妊検査「30代半ばまで妊娠を考えなかったことを後悔した」
自分が妊娠できる体かどうか知りたい。
でも、病院へ行くのはなんだか怖い。
自分で頑張ってみて、ダメなら行くのでもいいんじゃないかな…。
そう感じて、不妊検査を受けることを先延ばしにしている女性は、きっと多いと思います。
産婦人科って、女性にとってもなじみのある場所ではないですし、「自分はまだ大丈夫」と思いたい気持ちもあって、なかなか腰が上がらないんですよね。
このコーナーでは、当サイトが独自に集めた、不妊検査の体験談を紹介します。
不妊検査ってどんなものなのか?検査を受けてみて、どうだったか?
あなたより一足先に検査を受けた女性たちのリアルな声を聞いて、あなたの妊活の一助にしてください。
今回は、積極的に子供を欲しいと思わず、妊娠を考えた時は30代半ばになっていたという、36歳女性の体験談です。
不妊検査を受けた時の年齢
36歳
不妊検査を受けたきっかけ
結婚したらいつかは子供を持つんだろうなという漠然とした考えはあったのですが、元々子供が苦手だったこともあり、積極的に子供を欲しいと思わず、育てる自信もなかったことから、結婚してからもずっと避妊を続けていました。
しかし、30代半ばに入って、卵巣にチョコレートのう胞が見つかり婦人科を受診するきっかけがあり、その時の医師との話で、子供を考えているなら早い方が良いと言われ、妊娠を考えるようになりました。
最初は自然に任せていたのですが、なかなか妊娠できず、不妊検査をすることになりました。
不妊検査を受けた病院
不妊検査は、不妊治療も行っている産婦人科で受け、その後、不妊治療専門クリニックへ転院して、さらに詳しく検査をしました。
不妊検査の内容
- 超音波検査で、子宮と卵巣(チョコレートのう胞があるため、それもチェック)のチェック。
- 排卵チェック。
- 卵管造影検査(卵管につまりがないか?)
- 抗精子抗体の検査(この抗体があると妊娠しにくいため、そのチェック)
- フーナーテスト(性交後、精子がきちんと頸管内にあるか)
- 血液検査(ホルモンを測定、AMH卵巣にどれくらい卵子が残っているか)
血液検査は、生理が始まってからすぐなど、日が決まっているため調整が大変でした。
あと、男性側の精子検査もしました。
検査結果
排卵もちゃんとしているし、子宮もきれい。
卵管のつまりもなしということで、機能には問題は見つかりませんでした。
抗精子抗体もなし、フーナーテストも正常でした。
ホルモンも特に異常はみつからず。
夫の精子は、若干動きがにぶかったり、奇形が見つかったりしましたが、それはその時のコンディションにもよるので、たとえばいきなり顕微鏡受精を考えなければいけないとか、そういうレベルではないといわれました。
検査の結果、妊娠には問題ない状態だったのですが、年齢的なものもあるといわれました。
ここで初めて、年齢と妊娠について密接な関係があると知ったので、30代半ばまで妊娠を考えなかったことを後悔しました。
不妊検査を受けた後、どう妊活したか
検査を受けた病院でタイミング療法をとりましたが妊娠せず、人工授精も数回しました。
しかしそれでも妊娠に至れず、体外受精も視野にいれて、不妊治療専門クリニックへと転院しました。
そのクリニックでは、さらに詳しい不妊検査をし、自己注射などの研修も受け、採卵、体外受精へと進みました。
これから不妊検査を受ける女性へのアドバイス
私は、不妊検査を受けてから妊娠に至るまで3年以上かかってしまいました。
不妊検査の結果は問題ありませんでしたが、きっと年齢的なものが大きかったのだと思います。
少しでも、いずれ子供がほしいと考えている人は、早めに不妊検査を受け、その結果次第で不妊治療へと進んだ方がよいと思います。
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