妊活体験談vol.53:不妊検査「私はすぐに妊娠できるという根拠のない自信が砕かれた」

ノートパソコンや筆記用具が置かれたデスクと白衣の腕の写真自分が妊娠できる体かどうか知りたい。

でも、病院へ行くのはなんだか怖い。

自分で頑張ってみて、ダメなら行くのでもいいんじゃないかな…。

そう感じて、不妊検査を受けることを先延ばしにしている女性は、きっと多いと思います。

産婦人科って、女性にとってもなじみのある場所ではないですし、「自分はまだ大丈夫」と思いたい気持ちもあって、なかなか腰が上がらないんですよね。

このコーナーでは、当サイトが独自に集めた、不妊検査の体験談を紹介します。

不妊検査ってどんなものなのか?検査を受けてみて、どうだったか?

あなたより一足先に検査を受けた女性たちのリアルな声を聞いて、あなたの妊活の一助にしてください。

今回は、自分はすぐに妊娠できると思っていたのに授からず、不妊治療専門医を訪ねたという33歳女性の体験談です。

不妊検査を受けた時の年齢

33歳

不妊検査を受けたきっかけ

31歳まで徹夜続きのマスコミで働いておりまして、健康で体力に自信がありました。

31歳で結婚した時、私はすぐに赤ちゃんが出来るという根拠のない自信がありました。

ところが心から妊娠を望んで、2年間努力したのにまったく兆候がなく、絶望的な気持ちに。

不妊治療していた友人に話しを聞き、33歳になる春に、専門医の扉を叩きました。

不妊検査を受けた病院

友人が通って、妊娠したということで評判を聞いていたので、不妊治療専門クリニックに行きました。
神奈川県・新横浜の「アモルクリニック」です。

不妊検査の内容

まず内診とホルモン値を調べる血液検査があり、問診というか長いお話の時間がありました。
基礎体温表を持参していたので、生活についての質問がかなりありました。
そして治療の進め方についてや費用などについて説明がありました。

それから「子宮鏡検査」と「子宮卵管造影検査」を予約し、生理のタイミングをみながらですが早いタイミングでどんどん検査が進んでいきました。
「子宮卵管造影検査」は噂では痛いと聞いていたのですが、そうでもなかったです。

ドクターは厳しめで、はっきりと「33歳だとかなり厳しいです」とおっしゃいますが、ぶれない信念のようなものが感じられ、ついていこうと思いました。

検査の内容は、ていねいで親切な看護師さんから詳しくありますので、いろいろと質問をしやすかったです。

同時期に夫にも協力してもらい精子の運動率などを調べる検査もしました。

初診から基礎体温のつけ方の指導があり、問診のたびにチェックがありました。

検査結果

「子宮鏡検査」「子宮卵管造影検査」共に問題は見つかりませんでした。

軽度の子宮内膜症があるにはあったのですが、あなたの年齢なら誰しも少しはあるよ、という説明を受けました。

また夫の精子検査も正常範囲で、運動率が少し低めだが、異常とはいえないということでした。

ホッとしましたが、ではどうして妊娠しないのだろうという疑問も湧きました。

ドクターからは卵胞が育ちにくい体質だという説明を受け、排卵誘発剤(クロミッド)が処方されました。

まずは解決に向けて第1歩という感じでしたので、それなりに前向きな気持ちで治療が始まりました。

不妊検査を受けた後、どう妊活したか

不妊検査の結果として排卵誘発剤(クロミッド)を処方されたので、基礎対応表とにらめっこしつつ、さまざまな不妊治療の本や雑誌を読み、生活改善もしてみようと思いました。
食事に気をつける、ストレスを溜めないようにする、体を冷やさないなどです。

そしてクロミッドを服用しつつ、定期的にクリニックに通い、タイミング指導を受けました。

しかし結果はなかなか出ず、hCG注射に進みましたが、肝心の夫婦生活したい日に夫が出張で留守だったり、辛いこともありました。
副作用でだるい日もありました。

最終的には妊娠に至るのですが、妊活は楽ではなかったです。


※hCG注射とは、排卵を誘発するためのホルモン剤の注射です。さらに詳しく知りたい人は、当サイトの関連記事をお読みください。
hCG注射の関連記事一覧はこちら≫

これから不妊検査を受ける女性へのアドバイス

hCG注射による腕の痛みや副作用(だるい、眠い)と、メンタル面でのしんどさを思い出すと、妊活は楽ではなかったです。
特に毎朝、基礎体温を計っては一喜一憂していたのはキツかったです。

しかし妊娠して出産した今思えば、だからこそ、赤ちゃんがとても愛おしいし、辛い治療をしただけのことはあると心から思います。

ですので、辛いこともあるかも、とある程度覚悟して、妊活を始めるほうがいいと思います。
個人差はありますが、覚悟の上で進めると意外と悪くないと思います。

ゴールは可愛い赤ちゃんを授かることなので、病気の治療とは違って、前向きな気持ちで望めますし、妊活の根本は女性としての健康を追求することなので、たとえすぐに妊娠に結びつかなくても、いいことがたくさんあるのです。

そういった意味で、不妊検査はとても大切な第一歩です。
まずは自分の体の状態を把握しないと、何も始まりません。

いつかうまくいくだろうとか、いや、このままじゃダメだろうとか漠然と不安なままでいるのはオススメしません。

真剣にマジメに。
ある程度、キツイことを覚悟して妊活に望む第一歩として、ぜひまず不妊検査を受けてみて欲しいと思います。

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