妊活体験談vol.130:妊活いつから?「24歳。若くして結婚したのに1年妊娠しなかった」
「いつかは子供を産みたいけど、それって、いつならいいんだろう。」
「みんなは、いつから妊活したの?」
結婚すると、多かれ少なかれ、そんな疑問や迷いが出てきます。
いつ妊娠を意識して、具体的に何をしたのか。気になるみんなの妊活事情についてアンケートを取りました。
今回は23歳で結婚したのに1年経っても妊娠せず不安になったという女性の体験談です。
いつから妊活を始めたか
24歳頃
妊活を始めたきっかけ
私は23歳になってすぐに結婚をしました。
早く子どもが欲しかったのですが、比較的若い年齢だったにも関わらず、結婚をして1年経っても子どもが授かりませんでした。
そんな中、友人のお姉さんが不妊治療を始めたという話を聞き、「このまま自分が何もしなかったら、ずっと赤ちゃんを授かれないのではないか」と不安になり、妊娠のために何かできることはないだろうか、と考え始めたのが妊活のきっかけでした。
具体的に何をしたか
私は元々、PMSの症状と生理痛があったので、もしかしたら何か私の身体に問題があるのかもしれないと不安になり、何か不妊の原因が分かれば、という思いで婦人科を受診しました。
最初に経膣超音波検査を受けたのですが、そこで私の片方の卵巣が6センチに腫れているのが見つかり「卵巣チョコレート嚢胞の可能性が高い」と言われたのです。
後日、MRIの検査も受けて最終的に「卵巣チョコレート嚢胞」との診断を受けました。
これは子宮内膜症の一種で、卵巣に血液がたまって腫れてしまう病気で、不妊の原因の1つといわれているものです。
薬による治療も可能だけど、早めの出産を望んでいるのなら早めに手術をしたほうが良いと言われ、診断から半年後に腹腔鏡による手術を受けました。
卵巣チョコレート嚢胞の腹腔鏡手術は、患部のみを除去し、卵巣そのものは温存できるため、妊娠に影響はないとのことでした。
術後に生理が再開してからは、妊活が許されたので、基礎体温を測って排卵日を予測したり、ホルモンバランスを整えるのに良いとされるハーブティーを毎日飲んだり
身体を温めるような食品を積極的に摂ったり、葉酸サプリを飲むなど妊娠しやすい体を作ることを心掛けて生活していました。
妊活に対する夫の反応
夫も、早く子どもが欲しいと思っていたので妊活には協力的でした。
卵巣チョコレート嚢胞が見つかってから手術までの間、精神的に支えてくれていたし、
術後の妊活期間は、男性の精子に良いとされる食品を積極的に摂ってくれていました。
また「もしこれで妊娠しなかったら、今度は俺が精子の検査を受けるからね」と言ってくれており、夫婦2人で同じ方向を向いて妊活を行えていたように思います。
現在の状況
術後の妊活開始から2ヶ月後に、自然妊娠をすることができました。
基礎体温を測ったり、ハーブティーを飲んだり、食事に気を付けたり、サプリを摂取したり、など、妊娠に良いとされることをしていましたが、やはり私の場合、卵巣チョコレート嚢胞が不妊の大きな原因になっていたのだと思いました。
その後、妊娠は順調に経過し、無事に女の子の赤ちゃんを出産しました。
自分の妊活に対して思うこと
自分の経験を通して、不妊の陰には何らかの疾患が隠れているケースもあるのだ、ということがよく分かりました。
私の場合、妊娠前は婦人科に足を運ぶ機会があまりなく、どこかで「自分の身体は健康だ」と過信していた部分があったと思います。
生理痛やPMSについても「女性ならよくあること」と深く考えていませんでした。
もし、妊娠を希望する前に、生理痛やPMSを軽く見ずきちんと受診していたら、もっと早い段階で子どもを授かれていたように思います。
まだ妊娠を考えていなくとも、将来的に出産を望むのであれば、自分の身体のちょっとした異変にも敏感になり、早い段階できちんと受診しておくことが大切なのだと痛感しました。
これから妊活する女性へのメッセージ
卵巣チョコレート嚢胞は、若い女性の10%にあると言われています。
そして、不妊の原因にもなる疾患です。
もしこれから妊活を始めるのであれば、自己流の方法から始めるのではなく、まずは婦人科を受診し、妊娠の妨げになる疾患がないかどうかをきちんと確かめることをおすすめします。
疾患が早く見つかれば見つかるほど、妊娠への近道になると感じます。
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