妊活体験談vol.118:妊活いつから?「36歳。鍼灸院で週に1回治療を続けた」

あごに手を当てて考え事をしている女性の写真「いつかは子供を産みたいけど、それって、いつならいいんだろう。」

「みんなは、いつから妊活したの?」

結婚すると、多かれ少なかれ、そんな疑問や迷いが出てきます。

いつ妊娠を意識して、具体的に何をしたのか。気になるみんなの妊活事情についてアンケートを取りました。

今回は授からないのは年齢のせいではと不安になったという、36歳女性の体験談です。

いつから妊活を始めたか

36歳

妊活を始めたきっかけ

結婚が34歳と遅かったのですが、自分の仕事が忙しく、その後、主人の仕事が不安定になってきたのもあり、子供を持つことをためらっていました。

36歳になったころ、ようやく生活が落ち着いたので、子供が欲しいと考えましたが、1年たっても授からず、年齢のせいではないかと不安になりました。

具体的に何をしたか

病院の産婦人科に行き、なかなか子供が授からないことを先生に話し、エコーで内診してもらいました。

見せてもらったエコーに写った私の卵巣の片方に、卵胞がたくさんたまっていました。

先生からは、これは、多嚢胞性卵巣症候群という、なかなか排卵されにくくなる症状だと説明されました。

ショックでしたが、その後私が自分でつけていた基礎体温表を見せたところ、ちゃんと高温期と低温期があり、排卵はしていると思うので、さほど心配することはないと言われました。

その産婦人科では、通常は2年子供を授からないことを不妊という、あなたはまだ1年しかたっていないので大丈夫、とも言われましたが、年齢的なこともあるので、何か治療をしたいと思いました。

そこで、知人に紹介された、不妊治療をしている人に評判が良いという、鍼灸院に通い始めました。

週に1回、鍼とお灸の治療をしてもらい、自宅でも先生に指示された通りに、自分で毎日お灸をしていました。

鍼灸の先生からは、食事でもっとタンパク質を多く取るように言われたので、そのように食生活を改善しました。


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妊活に対する夫の反応

主人には、私が産婦人科に通って検査した話もしましたが、ピンと来ていないようでした。

子供はいくつになっても産めるものだとでも思っているようで、あまり気にしなくてもいいのでは?と言われました。

その後、私が鍼灸院に通いだしても効果があるのか半信半疑で、鍼灸は保険がきかないので治療費が高いことが、不満のようでした。

家でのお灸は背中にもしなければいけないので主人の協力が必要でしたが、それは毎日、文句を言わず手伝ってくれました

現在の状況

鍼灸院に通い、治療を始めてから、乱れていた生理周期が整い始めました。

食生活の改善もして、鍼灸の先生にも体にエネルギーが満ちてきた、と言われました。

半年ほどたったころ、排卵検査薬で排卵日を確かめてタイミングを取ったところ妊娠し、その後も鍼灸院で鍼治療とお灸をしてもらいながら、無事に出産しました。

自分の妊活に対して思うこと

最初に行った産婦人科は、あまり不妊治療に力を入れていないところのように思えたので、そこで治療をしなくて正解だったと思っています。

良い鍼灸院に出会えたことは、幸運でした。

鍼灸で体質を改善できただけでなく、リラックスできたのも良かったのかもしれません。

毎週通い続け、家でも毎日お灸をするのは大変でもありましたが、その努力が報われて子供が授かれたので、満足しています。

これから妊活する女性へのメッセージ

妊活は出口が見えないトンネルのようで、上手くいかないと落ち込み、焦ってしまうことも多いと思いです。

私も、周りのおめでたを素直に喜べない時期がありました。

しかし、今は様々な治療法がありますし、インターネットなどで、良いクリニックを探すこともできます。

諦めなければ、きっといつか赤ちゃんを授かれると思います。

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