妊活体験談vol.112:妊活いつから?「26歳。多嚢胞性卵巣症候群だが、できるだけの努力はしようと決めて」
「いつかは子供を産みたいけど、それって、いつならいいんだろう。」
「みんなは、いつから妊活したの?」
結婚すると、多かれ少なかれ、そんな疑問や迷いが出てきます。
いつ妊娠を意識して、具体的に何をしたのか。気になるみんなの妊活事情についてアンケートを取りました。
今回は多嚢胞性卵巣症候群で、結婚前から子供はできないかもしれないと話していたという26歳女性の体験談です。
いつから妊活を始めたか
26歳
妊活を始めたきっかけ
初潮が14歳と遅く、部活動が激しい運動部だったからなのか月経周期が定まらずにいました。
20歳の時に婦人科を受診して「多嚢胞性卵巣症候群」と診断され、無排卵の状態だと言われました。
結婚する際にも「子供はできないかもしれない」と主人と主人の家族にも話し、了解してもらい26歳で結婚しました。
結婚してからは、近くには公立総合病院しかないので、その婦人科の病院に通い始めました。
子供はできないかもしれないけど、できる限りの努力はしてみようということを夫婦で話し合い、不妊治療を始めることにしました。
具体的に何をしたか
これまで月経不順であったことを説明し、基礎体温をつけました。
排卵誘発剤を内服し、ホルモン注射もしました。
卵管造営もしました。
葉酸のサプリメントを購入して飲んだり、体が冷えないようにいつも靴下を着用し、温かいお風呂に入るようにしました。
生活リズムを整えるために睡眠の質を上げるようにしました。
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妊活に対する夫の反応
妊活を始める前から、多嚢胞性卵巣症候群ということは話していたので、いつも話を聞いてくれました。
また「できることは何でもする」と言って精液検査についても検討してくれました。
病院受診後はゆっくりと話を聞いてくれました。
現在の状況
治療のため薬を内服しながら、他のこともやりながら、卵管造影検査の後のゴールデン期と言われている期間にタイミング指導を受け実施してみると、ありがたいことにすぐに妊娠し、無事出産しました。
サプリメントと体調管理はとても気を付けていました。
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自分の妊活に対して思うこと
私が暮らしている街には、産婦人科が公立総合病院1件のみしかありません。
他の病院へは車で2時間かかるので病院の選択肢がありませんでした。
また、医師も不妊治療には積極的ではなかったのであまり親身になってもらえず、淡々とした治療に落胆していました。
病院の構造上ですが、婦人科の内診室と産科の内診室が壁1枚でしたので、こちらは「今回は卵が育っていません」と説明されている横から、赤ちゃんの心音が聞こえるなどして辛い気持ちになりました。
これから妊活する女性へのメッセージ
妊活しよう!とあまり力まず、まずは自分の体調管理と過度なストレスを受けない環境作りがいいのではないかと思います。
私は「不妊治療中です」と公言していたので、「赤ちゃんは?」「子供は作らないの?」などの言葉を聞くことが最小限であったように思います。
公言しにくいことかもしれませんが、他人にとやかく言わることほど嫌なことはなかったので公言して良かったと思います。
不妊治療中は、気にされるとされるで「放っておいて」、されないとされないで「気を遣わないで」と自分勝手な思いが出てきて、そんな自分も嫌でした。
1番はパートナーと楽しく毎日を過ごし、ストレス発散方法をたくさん用意しておくことだと思います。
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