妊活体験談vol.42:皆はどんな妊活してる?「通院してみて、自己流タイミングが外れていたことを実感」
妊活って基本的に孤独なものです。
夫と2人で進めるものではありますが、妊娠するのは女性の体なので、どうしても女性1人にプレッシャーやストレスがかかってしまいがち。
みんなは具体的にどんな妊活してるんだろう?
みんなは私みたいに不安とか悩みとかないのかな…?
と、気になることもありますよね。
このコーナーでは、当サイトで独自にインタビューやアンケートをして集めた、妊活女性のリアルな声と経験談をお届けします。
今妊活中の人や、これから妊活を考えている人の参考になればと思います。
今回は、不妊専門ではない産婦人科での治療に疑問を持ち、不妊治療専門クリニックを受診したという30代女性の経験談です。
現在の年齢と妊活状況
30代・妊活・不妊治療を経て妊娠中あるいは出産した
妊活を始めようと思ったきっかけ
30歳で結婚し、1年ほどは自然に任せたり、自己流で排卵日あたりを狙ってみても妊娠しませんでした。
一般的には2年経っても妊娠しなければ病院で検査をした方が良い、と言われていますが、30歳を過ぎていたことと、不妊治療をしている友人もいたので早めに病院へ行こうと考えました。
夫は自然に任せればいいという考えだったようですが、私が通院することに反対はしませんでしたし、実際に通院を始めたら協力的だったと思います。
具体的にどんな妊活・不妊治療を行っている or 行ったか
独身の頃から何度か通っていた婦人科で、結婚後1年経つ頃に「多嚢胞の傾向があるから」ということでクロミッドをすすめられました。
あまり知識もなく、先生が言うなら、という気持ちで飲み始めました。
3ヶ月ほどクロミッドを飲んでタイミングを取る、という方法を行いました。
薬を飲むにあたりネットで調べたところ、長期に渡って服用するのはあまり望ましくないと知り、3ヶ月目に「今後もこの治療を続けるのか」という質問を医師にしたところ「まだしばらく続ける」という返答だったので、病院を変えようと思いました。
最初の病院は普通の産婦人科だったので、不妊治療専門医に通うことにしました。
基礎体温もつけていたので、それを持って専門医へ。
今までの治療法(クロミッドを服用して3ヶ月ほど治療を行ったこと)を伝えると「昔ながらの治療をしている先生はとりあえずクロミッドを出すんだよね」と いうようなちょっと困ったような呆れたような感じのことをおっしゃっていました。
確かに最初の婦人科の先生は高齢の方でした。
専門医では「まずは自力で排卵できるかどうかを見ていきながらタイミングを取っていきましょう」ということで、半年くらいの予定でタイミング治療を行いました。
生理が始まってから10日後くらいに病院へ行き、卵胞の成長具合をチェックします。
その時の様子で「また2日後にきてください」となることもありますが、そろそろ排卵が近そうだとなると採血をし、ホルモン値を調べます。
血液検査は時間がかかるので、採血をしたら一旦帰宅し、その日のうちに電話をいただいて、数値の説明とタイミングを取る日(「今日」とか「明日」とか、「今日と明後日」など)を教えてくださいます。
タイミングを取った次の日に病院へ行き、排卵したかどうかをチェックします。
その後は、生理が来たらまた同様に生理から10日後に病院へ、という流れです。
初回には、タイミングを取った次の日に膣内に残った精子を採取して、簡単な検査を行っていました。
(精子の数や奇形などを確認したようです)
通院してみて、自己流のタイミング外れていたんだなということを実感しました。
その妊活・不妊治療に対して満足か、あるいは不安があるか
最初に通院した産婦人科で「薬を飲み続けていいのか」という不安があり、その治療法にも疑問があったので思い切って質問してみてよかったと思います。
疑問に思いながら続けていても良い結果にならなかったと思うからです。
しかも不妊治療専門医に通うことで自力で排卵できることや、クロミッドを服用する必要がなかったこともわかり、タイミング治療は行いましたがほとんど自然な妊娠をすることができたので、あの時決断して良かったと思いました。
これから妊活する女性へのアドバイスやメッセージ
少しでも自分の身体に不安があったり、「今月も生理がきてしまった・・・」と思ってしまうようならまず病院へ行ってみることをおすすめします。
私が通院していた病院にはやはり多くの女性が通っていたので、診察時間は短いし先生は淡々とお話されるし、でも病院ってそんなものかなーと思うのでその辺 は割り切って、でもスタッフの方々がとても雰囲気が良く優しかったことや、妊娠がわかった時にはいつも淡々とした先生がにっこりして「おめでとう!」と 言ってくださったのがとても印象的でした。
結果が出るまでは不安だし、めげそうになることもあるかと思いますが、やれるだけのことを自分はやっているんだ!と思って乗り越えていきましょう。
私自身、今までの生活で「身体をなるべく冷やさないようにする」とか「食べ物や飲み物に気を遣う」ということをまったく意識していなかったのですが、妊娠するための身体作りというのもとても大切なことだと気付きました。
そういった日々の生活習慣を見直すこと、妊娠するために必要な身体を作ることが、実際に子育てをする時にも役に立つと思います。
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