妊活体験談vol.75:人工授精「どうしても子供が欲しい!8年かけて37歳で妊娠」
人工授精と聞いて、どんなイメージを持ちますか?
私は自分が妊活を始めるまで、恥ずかしながら人工授精と体外受精の違いがわかっておらず…
人工授精=お金がかかる大変な不妊治療、と思い込んでいました。
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でも、人工授精にかかる費用は2万円前後と、意外と手頃。
しかも、不妊治療専門クリニックではない、普通の産婦人科でも行っており、そのハードルは思っている以上に低いものです。
このコーナーでは、実は身近な妊活手段である人工授精について、実際に体験した女性たちの声を紹介します。
今回は、どうしても子供が欲しくて、自分から人工授精にチャレンジしたという37歳女性の体験談です。
人工授精した時の年齢
37歳
人工授精を受けたきっかけ
どんなことをしても妊娠することがなく、自分に原因があるのではないかと思い不妊治療を開始しました。
卵管造影を行ったり、誘発剤を投与したりとしましたが、それでも妊娠することはありませんでした。
旦那さんには、私自身が子供がほしいということを伝え、協力できるのであればできることをしてほしいとお願いしました。
たくさんのクリニックを回り、精子にも問題があることが分かったのが私が35歳を越えた頃でした。
精子の数がほとんどない。動きが悪いなど問題が多くありました。
漢方薬を使用したり、薬を飲んだりしましたが、効果が出ることがありません。
旦那さんとしても「いたらいいな」というそんな反応で協力をしてくれました。
そこで公立の病院から医大へ移動し治療を行ないました。
すでにリスクの高い高齢になっており、人工授精を選択することを私がお願いしました。
どうしても生みたいという気持ちが強く、人工授精を受けたのはコレがきっかけです。
人工授精を受けた病院
不妊治療のクリニックでは、人工授精までの過程が非常に長く、実際に治療できるまでに時間がかかりすぎました。
大きな病院で治療することで一歩前に進んだような気がします。
私は公立病院の先生にお願いし、浜松医大を紹介していただきました。
人工授精の流れ
医大へ受診をし、私の体調、旦那の精子のチェックなどを毎月行ないました。
リスクが高い高齢である私に、精子にも問題があるため、排卵誘発剤で様子を見ながら、前泊して翌日人工授精を行いました。
所要時間は2時間~3時間(午前中手術で午後退院)でした。
3日後に血液検査で妊娠を確認ということになりました。
痛みはほぼありません。
病院からはリスクについてしっかり説明がありました。
受ける前、受けた後での人工授精に対するイメージ、印象は変わりませんでした。
人工授精にかかった費用
8年ほどあちこちの病院にかかりました。
治療は保険が一部適応しましたが、誘発剤などの薬や注射は自費でしたから、トータルでは相当な費用が掛かっていると思います。
青色申告をしましたから、100万円は超えます。
人工授精の結果と、その後の妊活について
1回目は失敗し(8分割の卵をもどしました)、2回目(もう少し大きくなったもの)で成功しました。
人工授精を受けた感想
どうしても子供がほしいと願っていました。
旦那さんの協力がなければできないことですが、人工授精でいただいた命は大切にしたいと思いました。
「万が一子供に障害があった場合どうしますか」という問いかけが何度もありました。
それでも私は生むことを決意しました。
育てる自信があるのであれば、人工授精を受けてはどうでしょうか?
妊活中の女性へのアドバイス
妊娠するためには、自分の体のコントロールが必要です。
ファーストフードばかりではなく栄養のバランスはとることが大切だと思います。
そして十分睡眠が大切です。
成分では「葉酸」が良いといわれています。
ぜひ利用してほしいと思います。
またタバコの害は大きいと思います。
本当に子供がほしいのであればやめたほうがいいでしょう。
人工授精してでも子供が欲しいと願うなら、万が一のこともリスクとして考える必要があります。
それでも子供がほしいのであれば、チャレンジはしたほうが良いと思います。
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