勘違い注意!排卵日当日のセックスでは妊娠できない

木のテーブルに白い卵が1個置かれている写真基礎体温などを見て、自己流でタイミングを取っているのになかなか妊娠しない…という場合、そもそものタイミングを間違ってしまっていることがあります。

特に多いのは、排卵日自体が間違っていること、セックスのタイミングを間違っていることの2つではないでしょうか。

どちらが間違っていても、妊娠の可能性はなかなか上がりません。

妊活を始めた頃に勘違いしやすい2つの間違いについて、なぜ間違いなのか、正しくはどうすればいいのかを解説していきます。

排卵日を間違えているケース

自分で排卵日を予測する場合、多くの女性は基礎体温を使っていると思います。

基礎体温グラフのサンプル。低温期と高温期の二相に分かれている

低温期と高温期の境目、一時的に体温が下がるポイントが排卵日ですね。

自己流タイミングで間違ってしまいがちなのは、基礎体温が下がった日が排卵日、あるいは高温期に入った日が排卵日だと決めてしまうこと。

体温がガクッと下がったポイント前後が排卵日であること自体は間違っていません。

でも、必ずそこで排卵があるというわけでもないのです。

 

排卵日に体温の低下が起こるかどうかには個人差があり、特に大きな低下が見られない人もいます。

また、基礎体温は測り方によって誤差も出るもの。

それに排卵のタイミングも実はけっこうまちまちで、体温低下の日に起こっていることもあれば、高温期に入って1~2日後に起こることもあります。

 

つまり…基礎体温とは、あくまでも目安。

基礎体温だけで排卵日を特定するのは、とても難しいんです。

 

基礎体温を継続して付けることで、排卵の「おおよその時期」を知ることはできますが、日々の変化だけを見て「この日が私の排卵日!」と決め付けるのは危険。

基礎体温は1日単位で排卵日を特定するためのものではなく、長期的に記録を取ることで周期的な体のリズムを知ったり、体温が二相に分かれているかどうかを確認するものと思っておきましょう。

より正確な排卵日を予測するには、排卵検査薬を併用したり、産婦人科で卵胞の大きさをチェックしてもらうタイミング指導を受けるのが確実です。

 

排卵日を予測するのに基礎体温しかチェックしたことがないという人は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

自分の排卵日を知る4つの方法≫

セックスのタイミングを間違えているケース

背中合わせの男女の写真次は、セックスのタイミングを間違えているケース。

女性が一番妊娠しやすいのは、排卵日当日ではなく、排卵日の2日前あるいは1日前です。

その理由は、卵子が受胎能力を持っている時間は、6~8時間と非常に短いため。

しかも、排卵がいつ起きるかは予測ができません。

 

例えば今日が排卵日だったとして、もし早朝に排卵が起きていた場合、夜、旦那さんが帰宅した時には、もう卵子の寿命は尽きています。

これでは、排卵日当日にセックスできたとしても、タイミングとしてはもう遅く、妊娠は望めませんよね。

 

一方、精子の寿命は卵子よりもずっと長く、女性の体内で2~3日間は生きることができます。

ということは、排卵日が来る数日前にセックスして、常に精子が体内にある状態にしておけば、いつ排卵が起きたとしても受精できる可能性があります。

そのためのベストなタイミングが、排卵日の2日ないしは1日前なんです。

 

自己流でタイミングを図っている場合は、特に排卵日の予想がズレやすいので、理想は排卵予測日の1週間ほど前からセックスの回数を増やすこと。

毎日は難しくても、1日おきか2日おきにセックスできれば、常に精子が体内で生きている状態を作ることができます。

自己流妊活でなかなか妊娠できないという人は、排卵日やセックスのタイミングについて間違っていないか、見直してみてくださいね。

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