妊活するなら、夫の精液検査はいつ受けてもらうべき?
日本の不妊治療クリニック施設数は、アメリカや中国を抜いて世界一。
今や世界一の不妊治療大国となっています。
そんな日本ですが、妊娠できないのは女性に原因があるという考え方が一般的。
確かに私も、不妊治療=女性が治療する、というイメージが強かったかも。
でも、海外では妊活のカウンセリングや不妊治療は、夫婦揃って受けるのが当たり前なんだそうです。
これにはごく合理的というか当然の理由があって、不妊の約半数は男性側にも原因があるため。女性だけがいくら頑張っても、なかなか妊娠できないというケースも多いのです。
男性が原因の不妊は、全体の48%もある!
WHO(世界保険機構)の調査によると、不妊の原因の男女別割合は次のとおり。
- 女性にのみ原因がある … 41%
- 男性にのみ原因がある … 24%
- 男女両方に原因がある … 24%
- 原因不明 … 11%
男性のみと男女両方を合わせると48%。確かに、妊娠できない理由のうち半分は、男性に原因があるというころになります。
日本では、子供ができない原因が男性にあるという発想、おそらくあまりないですよね。
でもこの数字を見ると、妊活は男女が一緒に取り組まなければいけないものだということがわかります。
妊娠したいと思ったら、夫も一緒に検査を受けよう
妊娠したいと思った時、避妊を止めたのになかなか妊娠しない時は、まず自分たちの体が妊娠できる状態なのかを確認することが大切です。
妊活するなら女性の不妊検査だけではなく、男性の精液検査も早い段階で受けておきましょう。
女性の不妊検査が複数回、複数種類に渡るのに対して、男性の不妊検査は、基本的には精液検査だけ行えばOK。
精液検査の方法は病院で採精するか、自宅で採取した精液を数時間以内に病院に持ち込んで検査してもらうかのどちらかで、結果は即日あるいは数日後に出ます(病院の設備により違います)。
精子の状態はその時の健康状態にも大きく影響されるので、結果が思わしくない場合は2回目を実施する場合もありますが、とにかく一度検査を受けてもらって結果が出てしまえば、以降の通院の負担はほとんどありません。
マスターベーションで精液を採取しなければいけないので、夫婦であってもなかなか頼みにくい検査ではあるのですけれどね…(^_^;)
実際にどんな感じで検査があるのかイメージできたほうがお互いに話しやすいかもしれないので、ご参考までに、夫が精液検査を受けた時の体験レポートも記事にしました。
夫自身に書いてもらったレポートなので、よろしければ参考にしてみてくださいね。私も、こんなことしてもらってたのか~と思いながら、興味深く読みましたので(笑)
妊活の話ってイコール、性やセックスの話なので、夫婦でもオープンに話すのは難しいと思います。
でも、夫婦2人が揃って初めて妊娠できるものなので、お互いに何をしているのか、しなければいけないのか、どうしたら妊娠できるのか…、一緒に理解していけるといいですね。
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