避妊を止めたのに妊娠できない、3つの理由
そろそろ子供が欲しいと思って避妊を止めたのに、妊娠できない。
避妊を止めれば、もっと早く妊娠できると思っていたのに…。
妊活するぞ!と意気込んではみたものの、そんな風に悩んでいないでしょうか?
妊娠できると思っていただけに、毎月生理が来る度に、少しずつ憂鬱な気持ちになってしまいますよね。
私は結婚後しばらくはピルを飲んでいたのですが、ピルを止めたからといってすぐに妊娠できるわけでもなく…
生理が来るのを見ては、だんだん不安になっていったのを覚えています。ピルを止めたら妊娠するだろうって、実は期待していたんですよね。
今振り返れば、排卵日のこともよく理解しておらず、ただ無知だっただけなのですが(^_^;)
避妊を止めたのに妊娠できないという場合、その原因はおおよそ次の3つに分けられるのではないかと思います。
もし、妊活を始めた時の私と同じように悩んでいる人がいたら、参考にしてみてください。
避妊を止めたのに妊娠しない理由(1)
排卵日あるいはタイミングを間違っている
まずは基本中の基本。妊娠とは、卵子と精子が出会って初めて成立します。
そして、女性の排卵日は月に1回のみ。つまり、この排卵のタイミングでセックスしなければ、妊娠はあり得ません。
妊娠するためには、自分の排卵日を知っていることが最低条件です。ただ、なんとなく夫婦生活をしているだけでは、なかなか妊娠できなくても無理はありません。
排卵日を知る方法については、別の記事に詳しくまとめていますので、排卵日??という人は、こちらも読んでみてくださいね。
排卵日を狙ってセックスしているのに妊娠しないという場合は、排卵日は合っていたとしても、タイミングを間違っている可能性があります。
例えば、排卵日当日と思われる日にだけセックスをしている、など。
排卵された卵子の寿命というのはとても短く、卵子が生殖機能を持っているのは、ほんの6~8時間しかないと言われています。
つまり、女性が妊娠できるチャンスは月に1回、6~8時間しかないということ。この数時間ジャストを狙ってタイミングを取るのは、至難の業ですよね。
自分では今日が排卵日だと思っていても、実はすでに排卵は終わっていたり、あるいはまだそのタイミングではないかもしれません。
では、いつセックスすれば妊娠できるのかというと、ベストは排卵日の1~2日前。男性の精子は卵子よりもずっと寿命が長く、女性の体内で2~3日間は生きています。
排卵日の少し前にタイミングを取り、精子が体内でスタンバイしている状態にしておけば、排卵が起こった瞬間を狙って受精できる確率が高まるというわけです。
避妊を止めたのに妊娠しない理由(2)
女性側に不妊の原因がある
次は、女性の体に何らかの原因があって妊娠ができないケース。
例えば、排卵が起こっていない、女性ホルモンの異常があって受精卵が着床できない、自覚はなくても子宮の病気がある…などが考えられます。
排卵が正常に起こっているかどうかは、基礎体温である程度、予測ができます。
基礎体温は排卵日を知るのにも役立つので、付けたことがないという人は、妊活を機に付けてみましょう。
もう30代で妊娠を希望しているという女性は、自己流であれこれ試して時間を浪費するよりも、まずは病院へ行って不妊検査を受けてみることをおすすめします。
不妊検査では、内診や血液検査で、子宮や女性ホルモンの状態をチェックしてもらえます。不妊治療専門クリニックでなくても受けられるので、お近くの産婦人科を探してみてください。ブライダルチェックという名称で提供されていることもあります。
私は、不妊検査の初診で子宮筋腫が見つかりました。子宮の病気は自覚症状がないことが多いので、妊娠だけでなく健康管理のためにも、一度は行っておくといいですよ。
避妊を止めたのに妊娠しない理由(3)
男性側に不妊の原因がある
日本では、まだまだ不妊=女性側の問題、という認識が根強いですが、実は不妊の原因の半分近くは男性側にも問題があると言われています。
私が行ったクリニックの先生も「3~4割は、旦那さんのほうにも問題があるんだよね」とおっしゃっていました。
男性側の問題とは、精子の元気がない、精子を作れない無精子症であるなどです。
精液検査でわかるので、妊活を始めたら、早い段階で男性側の検査もしておくのがおすすめです。ちょっと、話しにくいことではありますけれども(^_^;)
どんなことをするのかは、私の夫に精液検査を受けてもらった時の体験談を、夫本人が書いてくれていますので、よろしければ参考にしてください。
女性の不妊検査は複数の検査がありますが、男性の不妊検査は基本的に精液検査の1回だけ。
※精子の状態は、日々の健康状態にも大きく左右されるため、結果が悪い時は2回目を行うこともあります。
精液検査は、産婦人科や不妊治療専門クリニックで受けることができます。方法は、精液を採取して持ち込むか、クリニックの個室やトイレで採取するかのどちらか。
最近は男性不妊専門のクリニックや、男性不妊外来を設けているクリニックもあります。できるだけ旦那さんが抵抗のない病院を探せるといいですね。
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