妊娠できるか不安…検査はどこで、何をすればいい?
妊娠できる体かどうかだけでも、確認しておきたい。
そう思ったら、不妊検査を受けてみましょう。
不妊症の検査は婦人科もしくは不妊症治療専門のクリニックで受けられます。
相談のしやすさを考えると、最初から不妊治療専門のクリニックか、もしくはHPで不妊治療に力を入れていそうなところに行ったほうがいいのかなと思います。
もし妊娠するにあたって問題が見つかった場合にも、不妊治療のクリニックであれば、そのまま治療を受けることができますしね。初診時に不妊検査を受けたいと言えば、必要な検査を進めてくれますよ。
不妊検査といっても、1つの検査だけをするわけではなく、生理周期に合わせて5~6回検査をするのが一般的です。
検査を受けたら「ハイ、妊娠できますよ!」とストレートに回答が出るわけではなく、何度も検査をしながら、妊娠できるかどうか探りを入れていくような感じです(あくまでも私のイメージですが)。
行う検査の種類も、病院によって順番や方針が違います。
ここでは、一例として私が実際に受けた不妊検査と、私が受けてはいないけれど、一般に不妊検査として行われる検査を紹介します。
私が実際に受けた不妊検査
私は35歳で初めての不妊検査を受けました。まだ避妊をやめてから半年も経っていなかったこともあり、不妊治療専門クリニックではなく、不妊治療にも力を入れている婦人科を選択。
実際に検査を受けた病院は、東京にある銀座ウィメンズクリニックです。今はひととおりの検査を終えて、タイミング指導のため、月1回の排卵チェックに通っています。
ここまでで受けた不妊検査は次のとおり。
- 内診による超音波検査で子宮のチェック
- 排卵日前の子宮の状態のチェック
- 血液検査×2回
- 夫の精液検査(私とは別のクリニックで検査)
あれ、こうして振り返ってみると意外とシンプルですね(^_^;)全部保険適用の検査でした。
初診は問診と内診。内診では、超音波を使って子宮内をモニターに映し出し、子宮に異常がないかを見てもらいます。
私はここで子宮筋腫が見つかりました。ただ、大きさと位置的に、妊娠・出産には問題がないと判断されたので、子宮筋腫への処置や治療は特に何もしていません。
血液検査では、女性ホルモン値とクラミジア感染の有無をチェックしました。
女性ホルモン値の変化と排卵日前の子宮状態を見て、排卵が正常に起こっているかどうかを判断していたようです。
私の場合、生理周期も一定で、血液検査にも特に異常がなかったので、検査終了後は毎月1回、排卵日の数日前に通院し、タイミング指導を受けることになりました。
先生曰く、35歳で避妊を止めて半年程度であれば、まだ不妊症とは言えない。検査内容にも問題はないので、タイミングを図っていけば自然妊娠できる可能性は十分にあるとのことでした。
しばらく様子を見て、なかなか妊娠しないようであれば、次の検査に進みましょうと。
これが37歳や38歳だと、自然妊娠の確率がもう下降中にあって様子を見ている余裕はなくなるため、早めに人工受精などを考えるそうです。
私、今から2年後に37歳になったとしても、たぶん精神年齢はあんまり変わってないと思うのです。でも、妊娠能力はただただ年齢に比例して、どんどん低下しちゃうんですよね…。
1年、2年の差が明暗を分けるのが不妊治療なんだなあと、ちょっとズシリと感じました。
一般的に不妊検査で行われるその他の検査
私はまだ受けていないのですが、一般的な不妊検査で行われる検査は他にもあります。主要な不妊検査を簡単に紹介しますね。
- AMH(アンチミューラリアンホルモン)検査
- 子宮頚管粘液検査
- 卵管造影検査
- 卵管通水検査
- フーナーテスト(ヒューナーテスト、とも)
AMH検査は、ホルモンから卵巣年齢を測る血液検査です。そういえば銀座ウィメンズクリニックでの血液検査の時に、希望すればAMH検査も行うので言ってくださいと言われました。
私たち女性は、生まれた時から一生分の卵子を体に持っていて、年齢とともにそれを消費しています。AMH検査は、あとどれくらいの卵子が残っているかの目安を見る検査です。
子宮頚管粘液検査は、子宮内の粘液を採取して、粘液のテクスチャーを見る検査です。この粘液は通常はネバネバですが、排卵日になるとサラサラになり、精子が子宮内に入れるように変化します。この変化がちゃんと起こっているかを見るのが、子宮頚管粘液検査です。
卵管造影検査は、子宮内に造影剤を入れてレントゲンを取り、卵管が詰まっていないかを見る検査。卵管が詰まっている場合、かなりの激痛があるらしく、私はこの検査にビクビクしています…。
卵管造影検査は、卵管の通りをよくするという治療も兼ねた検査で、卵管造影検査をした後に自然妊娠できたという女性も多いそうです。
卵管通水検査は造影検査と似ていますが、こちらは生理食塩水を卵管に通して詰まりをチェックする検査。治療効果は造影検査より低いですが、レントゲンが不要な分、手軽に実施できるそうで、卵管造影検査のライト版って感じみたいです。
フーナーテストは、精子がちゃんと子宮内に進入できているかを確認する検査です。排卵日近くに性交渉を持ち、その直後に病院で子宮の粘液を採取して、粘液内に何個の精子が入っているかを検査します。
具体的には、早朝6時にセックスをして、そのまま朝イチで通院するという流れになります。セックスが義務のようになってしまうので、心理的にちょっと負担になりそうですね…。
いろいろ調べてみると、フーナーテストは医師やクリニックによって大きく見解が分かれる検査みたいです。
不妊治療においてフーナーテストを重視して何度も実施するクリニックもあれば、まったく行わないところもあります。
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