不妊検査体験談(2)血液検査で女性ホルモン値とクラミジア感染をチェック

ピンク色の液体が入った注射器とアンプルの写真銀座ウィメンズクリニックでの不妊検査体験、第二弾は血液検査です。

血液検査は生理周期に合わせて計2回ありました。生理中に1回、排卵後に1回。

検査時期でいうと、1回目は生理開始から3~5日後に、2回目は20日目前後だったかな?

不妊検査って、こんな風に「生理開始から○日目頃」と期間を指定されることが多いです。女性は生理周期に合わせて体が変化しているので、生理周期1周分の状態をひととおり検査しなきゃいけないんですね。

不妊検査だけでも、5~6回は通院することになります。不妊治療が女性側に負担になるのって、これが大きいのでしょうね。

男性は精液検査1回で終わりなのに、女性は何度も検査しなければいけなくて大変だと、先生も言っていました。

血液検査でわかること。女性ホルモン値とクラミジア感染

血液検査の結果は当日には出ないので、次回通院時に結果を聞く形でした。

血液検査で知らされたのは、女性ホルモン値の変化が正常かどうかと、クラミジア感染していないかどうか。幸い、私はどちらも問題なかったようです。

女性ホルモン値を測るのは、排卵が正常に起こっているかどうかを見るためだそう。女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンという2種類があるのですが、女性の体内ではこの2つが常に入れ替わっています。

この入れ替わりがちゃんと起きていれば、女性としての機能が正しく動いているということ。

もし規則から外れたバラバラな変化をしている場合、何らかの異常があり、排卵が起きていないと考えられるわけです。

排卵しなければ妊娠は絶対に成立しないので、ここで異常が見つかった場合、ちゃんと排卵できるような治療にシフトします。

不妊症の原因にもなる、クラミジア感染症って?

クラミジアは性感染症のひとつ。日本では一番感染者数が多い性病なのだそうです。

女性がクラミジアに感染している場合、子宮内部に炎症を起こしたり卵管を詰まらせたりして不妊の原因になるため、どこの不妊治療はクリニックでもクラミジア感染症の検査は最初に行うようです。

検査方法には血液検査と膣分泌物での検査がありますが、私の場合は血液検査でした。

クラミジアがやっかいなのは自覚症状がないことで、感染した女性の5人中4人は自覚症状がありません。症状があったとしても、おりものが増えるくらいのことが多いので、ほとんどの場合は放置されてしまいます。

すると、クラミジアに感染したことを知らずに性交渉を持ちますが、クラミジアは50~80%の確率で性交渉を持った相手に感染します。

これ、恋人や夫婦であれば、まず間違いなく感染しますよね。性に奔放な人の場合は、さらにすごいことに!?

今までにお付き合いしたパートナーに感染させたり、させられたりしていたのではと考えると、ちょっと怖いですね…。

妊娠時の検診でクラミジア感染が発覚する妊婦さんもいるそうなので、不妊治療とまではいかなくとも、将来妊娠したい気持ちがあるなら、検査しておいたほうがいいのかなと思いました。

ちなみに、クラミジアはほとんどの場合、飲み薬だけで完治するそうです。万が一感染していたとしても、痛い思いをせずに治せるってことですね。

次回の不妊治療体験談は、夫の不妊検査について書きたいと思います。

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