えっ!私の卵巣年齢低すぎ…!?AMH検査とは

両手で口を押さえて驚いた表情のおかっぱ少女の写真女性の生殖能力を把握するための検査のひとつに、AMH検査があります。

AMHとはアンチミューラリアンホルモンの略…と、言ってもぜんぜんわかりませんね(^_^;)

簡単に言うと、AMH検査とは、女性の体内に残った卵子の数を調べる検査。卵巣年齢をチェックするための検査、と説明されることもあります。

男性の精子は毎回新しく体内で作られますが、実は女性の卵子というのは、生まれた時にすでに全部生産済み。

排卵の度に新しい卵子を作っているのではなく、ストックを消費しているだけなんです。この卵子ストックは、減ることこそあれ増えることはありません。

つまり、次々と生産される精子と違って、1人の女性が持っている卵子の数には限りがあるということ。

卵子がなければ妊娠はできないので、残っている卵子の数を調べることで、妊娠の可能性を測る手がかりにするのがAMH検査というわけです。

AMH検査でわかること、わからないこと

卵の写真。白い生卵が5個置かれているAMH検査は、卵子を包んでいる卵胞から分泌されるホルモンの値を測る検査です。

AMHの値が高ければ卵子のストックが多く、低ければストックが少ないということ。

この値によって、卵巣内にあと何個の卵子が残っているかを予測し、自分の卵巣年齢が平均より高いのか、低いのかを知ることができます。

ただし、気をつけなければいけないのは、AMH検査でわかるのは卵子の数であって、卵子の質ではないということ。

たくさんのストックがあったとしても、卵子の質が低ければ妊娠の可能性は低くなるので、AMHの値と妊娠の可能性とは、必ずしも比例はしません。

AMHが高くても卵子の質が悪ければ妊娠しにくいですし、その逆も然り。

AMH検査は、それ単体で妊娠の可能性を判定できるものではなく、あくまでも指標のひとつと考えましょう。

じゃあ、AMH検査を受けるメリットは何なのかというと…

20~30代の女性が、早期閉経の可能性を知るために有効だと言われています。

排卵がなくなれば、当然妊娠することもできません。もし、自分に早期閉経の可能性がある場合、出来る限り早めに妊娠を考える必要が出てきます。

「今すぐではないにしても、将来子供は産みたいな…」と思っている女性や、「仕事を取るべきか、今から将来の結婚・妊娠を考えるべきか」と悩んでいる女性にとって、AMH検査は将来を考えるひとつの手がかりになる検査ではないでしょうか。

40代になると、AMH検査を受ける意味はなくなる

女性が妊娠できる確率というのは、単純に、残酷に、年齢に比例します。

40代になると、どんなにAMHの値が高かったとしても、卵子の老化により妊娠率は著しく下がります。そのため、40歳以上の女性の場合、AMH検査を受けてもあまり意味はないと言われています。

妊娠において、女性の年齢は最重要事項。私たちが思っている以上に、妊娠のリミットは早く訪れます。

40歳以上で妊娠を希望する場合は、最初から本格的な不妊検査ないしは不妊治療を受けたほうがいいでしょう。

AMH検査の方法と費用

AMH検査は血液検査。検査は採血のみでおしまいです。

内診もないですし、卵巣に器具を入れて痛い思いをするようなこともないので、産婦人科が初めてでも安心してくださいね。

費用はおおよそ5000~6000円くらいに設定されていることが多く、そこに初診料や検査結果の郵送費用を加えて、合計1万円程度が相場です。

AMH検査は産婦人科やレディースクリニックで実施していますが、どこの病院でも受けられるわけではないので、あらかじめ病院のHPなどで確認しましょう。

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