基礎体温の高温期=タマゴを温める期間と思うと、覚えやすい!

両手で持った卵の写真基礎体温の低温期と高温期に、排卵日…。

年頃の女性なら知っていて当たり前なのかもしれませんが、私は妊活を始めるまで、女性の体のことをあんまりよくわかっていませんでした(^_^;)

実際に妊活をスタートしてからも、基礎体温から何を読み取ればいいのか、妊娠しやすい日っていつなのか、最初はいまいちピンと来ていなくて。

でも、ある日妊娠する=タマゴを温めるというイメージをしてみたら、基礎体温の変化をスッキリ覚えることができたんです。

基礎体温は、排卵日を境に高温期に変わる

健康な女性の基礎体温は、こんな風に2週間単位で低温期と高温期に変化しています。

基礎体温グラフのサンプル。低温期と高温期の二相に分かれている

そして、2つの境目となっているのが排卵日。

なんでこういう分かれ方になっているのかなーって、ずっと理解できていなかったのですが、人間もタマゴを産んだら温めるんだって思ったら、すんなり覚えることができました。

実際、女性が妊娠すると、排卵から2週間を過ぎても高温期が続くので、妊娠しているかどうかを判断する目安にもなります。

タマゴが受精卵として着床したら、今度はそれを孵すために温め続けるって考えると、これも理解できる。動物も人間も同じですね。

タマゴが受精していなかった場合は、空のタマゴを温めていても意味がないので生理でそれを排出し、また新しい出会いに備えます。

温めるべきタマゴがなくなるから、体温も低温に戻るというわけ。

このイメージがつくようになったら、低温期と高温期の意味やタイミングが、スッキリわかるようになりました。

最初からこう教えてくれればすぐわかったのになあと思うんですが、基礎体温の説明って、どこも低温期と高温期があって何日間で入れ替わって…っていう説明しかないんですよね。

産婦人科や不妊治療クリニックでも、基礎体温や排卵日については、当然理解しているものという前提で話されることが多いですし。

無知な私は、女性ってみんなそんなこと知ってたのー!?ごめんなさい、私今の話ちゃんと飲み込めてないです!と、面食らったこともしばしば(-_-;)

私と同じように、基礎体温の二相の違いがいまひとつ覚えきれないなんて方がいたら、ちょっとでも参考になれば幸いです。

妊娠しやすいのは、タマゴを温めに入る直前の時期

タマゴを温めに入った時というのは、いわば仮妊娠中というか、妊娠の判定待ちみたいな状態です。なので、高温期は妊娠しにくい時期。

妊娠しやすいのは、高温期に入る直前の2~3日間です。

基礎体温は測定方法や個人によっても差があるので絶対ではありませんが、高温期に入ってからタイミングを取っても妊娠はできないので、注意してくださいね。

自分の基礎体温が何日くらいの周期で変化するかは、基礎体温を記録し続けるうちに見えてきます。

私は無料のアプリに生理日と基礎体温を記録していますが、その記録に合わせて、カレンダー上に妊娠しやすい時期を表示してくれるので便利です。

妊娠のチャンスは月1回しかないので、妊娠しやすい時期を夫と共有しておくことも大事ですね。

我が家では、排卵予測日の1週間前くらいの時期をタマゴシーズンと呼んで、お互いに残業を減らして夫婦の時間を持てるように心がけていたりします。

今日は排卵日が近いからセックスしなきゃ!と、夫婦生活が義務のようになると、妊活はお互いにとって辛いものになりますから…。

特に男性の場合、子作りのためにセックス”させられている”感があると、一気に気分が萎えてしまうようですし。

男性からしたら、女性の低温期や高温期なんて意識していないし実感もないので、前日や当日にいきなり「今日は排卵日だから!」と言われると、なんだか命令されているように感じてしまうのかもしれませんね。

私たち夫婦も、最初にタイミング指導を受けた時は、「この日にしてね」という医師からの指導通りに夫婦生活を持つことに、なんとなく変な感じがありました。

なので、今では、今月は来週からタマゴシーズンに入るよ~、という感じで、妊娠に大切な時期を普段からゆるく意識するようにしています。